インドってどんな国なんだろう?
インドは私が世界一周で絶対に行きたい国のひとつです。
人がとても多く、あまりにも日本とかけ離れた生活していることから
「価値観を変える国」と言われています。
そんな衝撃を受けてインドの魅力にはまってしまい、思わずリピートしてしまう日本人も多いんだとか。。。
そんな魅力的な国であるインドですが、もちろん訪問する際に気を付けることは盛りだくさん。
この記事では
- インドの基本情報
- 物価や交通、宿泊、食事について
- 絶対に見ておきたい場所
- 訪問する際の注意点
など、インドに行く前に知っておきたい内容をまとめています。
ひとり旅で役立つ情報になっています。
インドに行くなら知っておきたい情報
インドの基本情報
- 国名:インド共和国
- 地理:南アジアに位置。南側はインド洋に突き出し、北側にはネパールやパキスタンなどと国境に面している。国土は約320万㎢で日本の約8.7倍。
- 首都:デリー
- 通貨:ルピー(1ルピー=1.43円※2020年6月時点)
- 言語:ヒンディー語 英語
ありがとう=ダンニャワード(धन्यवाद)
※日常的には英語のサンキュー(Thank you)の方がよく使われる
- 人口:13億5300万人※2018年時点
- 気候:インドの気候は「乾季」「暑季」「雨季」の3つに分けられる
- 乾季 11月~3月
- 暑季 4月~5月
- 雨季 6月~10月
インドの国土は広大の為、北側と南側では気候が異なる - 北側のデリーでは1月の最低気温が8℃くらいで最も寒い時期
- 1年でいちばん暑い季節は4月~5月で40℃を超えるところもある
- ベストシーズンは多くの地域で乾季にあたる11月から3月
- ビザ:必要 ※観光目的で60日以内であれば空港で取得可能
インド人の特徴
国民性
国民性の特徴としては
- 時間にルーズ
- 人懐っこい
- 多様性がある
- ポジティブ
- 嘘をつく
- 寛大
などがあげられます。
インドの特徴といえば、何と言っても世界第2位で13.5億という凄まじい数の人口で、どこを見ても人が目に入ります。
人口が多いゆえに人と人とのつながりが非常に強く、相手の考えを受け入れる寛大さを持っているため、多様性に富んでいます。
知らない人にも普通に話かけたりするなど、ポジティブで人懐っこい面があります。
宗教について
信仰されている宗教の割合は
※2020年5月時点
- ヒンドゥー教 約80%
- イスラム教 約14%
- キリスト教 約2~3%
- その他 5~6%
インドと言えば私たちになじみ深い仏教の発祥の地ですが、現在信仰している人はほとんどいない状態になっています。
最も信仰している人の割合が多いのはヒンドゥー教です。
ヒンドゥー教はたくさんの神をまつる多神教で、ヒンドゥー教の神様が仏教の仏様の化身であるなど、仏教のルーツになってる部分が伺えます。
インドの物価
物価:日本より安い
- 食費:
- 庶民向けの食堂などでは1食400円くらい
- 地元の人が食べる屋台では50円~300円くらい
- ミネラルウォーターは40円くらい
- 宿泊費:
- ゲストハウスはドミトリーで300円くらいから
- 3000円程度で中流のホテルに泊まれる
- 交通費:
- 鉄道が非常に安く15円くらいから乗れる
- オート・リクシャー(3輪タクシー)は1kmで30円が相場
※交渉が必要 - タクシー 初乗り(4km)は70円くらいから1kmで15円
※タクシーの配車アプリが発達している
インドの食べ物
インドの料理と言えばあらゆるスパイスを使って作る料理で、最も代表的なのがカレーです。
とても香り高くおいしいインドカレーですが、インドに行ったら基本的に毎日カレーを食べることになります。
もうカレー以外のものが食べたいという風になってしまうと思います。^^;
ここでは、インドに行ったらぜひ食べたい料理をピックアップしていきたいと思います。
ターリー(Thali)
日本的に言うと定食のようになっているカレーで、南インドではミールス(Meals)とも呼ばれています。
インドのカレーは具材や調理法によってそれはもう多種多様なタイプがあります。
ターリーはそんな色々な種類のカレーをまとめてワンプレートで1人前ごとに用意してくれます。
インディカ米(細長いインドのお米)やチャパティ(小麦粉を薄く延ばして焼いたもの)など主食とセットになっていて食べごたえ十分です。
カレーは単品でも注文することも出来ますが、迷ったらターリーを頼めば間違いないでしょう。
- 値段は300円くらい
サモサ
小麦粉で作った生地でジャガイモなどを3角形に包んで揚げた料理で、表面の皮は揚げ餃子のようなサクッとした食感です。
中身はもちろんカレー味。
屋台などでどこでも売られている定番の料理で、片手で持てるので食べ歩きにもってこいです。
- 値段は1個30円くらい
タンドリーチキン
ヨーグルトとスパイスに漬け込んだ鶏肉を「タンドール」とよばれる壺型のかまどで焼いたものです。
とてもジューシーで、焼いた時のスパイスの香ばしい香りがたまらない、地元の人にも大人気の一品です。
- 値段は200円~300円
インドのココには行っておきたい!
タージマハル
すべて大理石で作られた真白く左右対称のなんとも美しい建物。
西暦16世紀頃、ムガール帝国の皇帝が無くなった奥さんの為に作ったという愛のエピソードを持ったお墓です。
この皇帝は黒大理石で自分のお墓も建てようとしたところ、お金がかかりすぎると息子に止められて幽閉されてしまったんだとか^^;
バラナシ
聖なる「ガンジス川」沿いにあるヒンドゥー教の聖地。
ガンジス川ではヒンドゥー教徒が体を清める為にもく浴をしたり、亡くなった人の遺灰や死体をそのまま流したりします。
※免疫がない人が入ると病気になる恐れがあります。
普通に川で洗濯などにも使われています。
人間の一生に触れることができる、もっとも「インド」を感じさせてくれる場所です。
行かないわけにはいかないでしょう。
カーニャクマリ
インドの最南端にある街です。
インド洋、アラビア海、ベンガル湾の3つの海が交わる場所として、ヒンドゥー教の聖地とされています。
日の出や日の入りを身に多くの人がこの地を訪れます。
また、インドは南部と北部でまったく違った表情を見せます。
料理や人の雰囲気もまったく異なります。
北側だけではもったいない!
最南端まで行って、インドの魅力を最大限感じたいですね。
インドを訪問する際の注意点
インドを訪問する際に特に注意する点についてまとめています。
ビザの取得
インドでは入国にビザが必須です。
空港で取得可能ですがいくつかルールがあります。
- 取得できる空港に制限がある。
- バンガロール、チェンナイ、デリー、ハイデラバード、コルカタ、ムンバイの6空港のみ
- 帰国便のチケットが必要
- ビザの申請料は2000ルピー(3000円くらい)
嘘つきに気を付ける
インド人は息をするように嘘をつくと言われます。
もちろん自分たちが得するためにつく嘘もあれば、相手のことをがっかりさせないようにするための親切心でも嘘をつきます。
嘘に目くじらを立てず許す寛大さが必要かもしれません。
また、インドの人は非常に時間にルーズです。
電車なども遅れることが当たり前だと思っていた方が良いでしょう。
水に気をつける
水道水を飲まないのはもちろんですが、ホテルにおいてあるボトルや店で売っているものでも、封が切ってあり中身だけを入れ替えたものの場合があります。
必ず新品であることを確認するようにしましょう。
また、サラダなどの生野菜も水道水で洗っている可能性があるので口にしない方が無難です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
実は私は1度インドに行ったことがあります。
感想としては、とにかく人の絡みが濃かったり、宗教に対して厚い信仰を持っていたり、原付を4人乗りしたりなど、日本では考えられないような生活をしていました。
インドは1度行くと、何度も行きたくなる人と2度と行きたくない人に二極化すると言いますが、私はぜひまた行きたいと思いました。
よくも悪くも人を色濃く感じさせてくれる国です。
人生について見つめ直すきっかけになるかもしれません。
ぜひ1度足を運んでみてはいかがでしょうか?
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