【世界一周】予防接種の費用と打つ判断した理由

世界一周に向けての準備
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先日、世界一周のための予防接種を打ち終えました。

僕は打つ前に「海外渡航のために予防接種が必要らしいけど、何を打てばいいわからないし実際どれくらい費用がかかるの?」という疑問を持っていました。

そこで、この記事では

  • 予防接種に掛かった費用
  • それぞれのワクチンを打つと判断した理由
  • 注意点と思ったこと

について書いています。

病院の先生と相談しながら実際に打ってみての感想を交えて書いてるので、接種の判断材料にしてもらえれば嬉しいです。

予防接種の費用と判断した理由

打ったワクチンの種類と費用

僕が打ったワクチンの種類と掛かった費用はこちら

  • A型肝炎(7,560円)×2回
  • B型肝炎(5,400円)×2回
  • 破傷風(4,320円)×1回
  • 狂犬病(16,200円)×2回
  • 髄膜炎(25,920円)×1回

これに加えて初診料(3,300円)毎回の診察料(1,100円)×4回

合計 93,290円 でした。

全て保険適用外で、100%自費負担です。

かなりいい金額になりましたね。

他に海外渡航のために厚生労働省から接種を推奨されているワクチンは、黄熱病、ポリオ、ジフテリア、日本脳炎、麻疹風疹があります。

打った理由

  • A型肝炎

A型肝炎は加熱処理されていない食べ物や飲み物から感染する病気で、アジア、アフリカ、中南米に広く存在します。発症すると倦怠感が強くなり、重症になると1か月以上の入院が必要となる場合があります。特に途上国に長期(1か月以上)滞在する人におすすめするワクチンです。特に60歳以下の人は抗体保有率が低いため、接種をおすすめします。
ワクチンは2~4週間隔で2回接種します。6か月以上滞在するのであれば6か月目にもう1回接種すると少なくとも5年以上の効果が続くとされています。

厚生労働省検疫所

途上国の不衛生な状況で感染するということです。

東南アジアや南米などは物価が安く長期で滞在する可能性があるので、絶対に必須だと思いました。

  • B型肝炎

以前は輸血や医療従事者の注射針による針刺し事故など血液を介した感染が問題とされていましたが、現在ではB型肝炎(活動期)の母親から生まれる新生児期を中心とした感染と、思春期以降の性行為(唾液や体液の濃厚接触)を通じた感染の2つが主な原因となっています。

一般に健康な(免疫不全でない)成人の感染では一過性感染が多く、急性肝炎の経過をとるものと不顕性感染となるものがあります。一過性感染例では劇症化して死亡する例(約2%)を除くと、多くは、およそ3か月で肝機能が正常化します。

ワクチンは4週間間隔で2回接種し、さらに、20~24週間後に1回接種します。

厚生労働省検疫所

B型肝炎は性的な接触から感染するようです。

夫婦やカップルで世界一周している方は打って居ない人も多いみたいですね。

特定のパートナーがいれば打つ必要はないということでしょう。

僕も調べてる段階では打たなくていいかなぁと思っていましたが、病院の先生に打っておいた方がいいと勧められたのと、僕は男一人旅なので、ワンチャンあるかもしれないと思ってしまう訳ですよ。異国ロマンスが。

まぁ、絶対あり得ないとも思ってるんですけど、正直いうと男の一人旅ならではの海外の楽しみ方もあるので打っておくことにしました。

  • 破傷風

破傷風菌は世界中の土壌の至る所に存在し、日本でも毎年患者が発生しています。破傷風は傷口から感染するので、冒険旅行などで怪我をする可能性の高い人におすすめするワクチンです。特に、途上国では、けがをしやすく、命に関わることもあるので、接種を検討してください。

破傷風ワクチンは1968年(昭和43年)から始まった3種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風、百日せき)に含まれていますので、定期予防接種で破傷風・ジフテリアワクチンを12歳の時に受けていれば、20代前半位までは免疫がありますので、接種は不要です。その後は、1回の追加接種で約10年間有効な免疫がつきます。現在、小児の定期接種では、ジフテリア・百日咳・ポリオとの4種混合ワクチン(DPT-IPV)、ジフテリア・百日咳との3種混合ワクチン(DPT)、ジフテリアとの2種混合ワクチン(DT)が用いられます。

厚生労働省検疫所

破傷風は全世界どこでも感染する恐れがあるということなので打つことにしました。

どこで転んだりして擦り傷、切り傷を作るかわかりませんからね。

値段も他のワクチンに比べて手が出しやすいです。

  • 狂犬病

狂犬病は、発病すればほぼ100%が死亡する病気です。アジア・アフリカ地域を中心に世界中で発生しており、発生が確認されていない国はオーストラリア、ニュージーランドなどごくわずかです。イヌだけでなくキツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に引っかかれたり、咬まれたりすることによって感染する危険性が高く、長期滞在、研究者など動物と直接接触し感染の機会の多い場合や、奥地・秘境などへの渡航ですぐに医療機関にかかることができない人におすすめするワクチンです。

ワクチンは2種類あり接種方法が異なりますが、いずれも暴露前の場合は基本的には3回の接種が必要です。実際の接種方法については医師とよく相談してください。

なお、暴露前のワクチン接種を行っている場合であっても、特に狂犬病発生地域で犬などに咬まれた場合には暴露後のワクチン接種が必要です。暴露後の接種に関しては、使用できるワクチンの種類により接種回数が異なりますので、接種の必要性ならびに接種回数に関しては医師にご相談ください。

(参考)国立国際医療研究センター病院 狂犬病の予防について

  http://www.hosp.ncgm.go.jp/isc/vaccines/010/index.html

厚生労働省検疫所

発症したら100%死亡は怖すぎますね。

何か国か海外にいたことがありますがどこの地域でも野犬はいますし、絶対打っておきたいと思っていました。

日本のように狂犬病を抑えてる国の方が珍しいです。

注射してくれた看護師さんも以前バックパッカーをしていた方で狂犬病は打っておいた方がいいと言っていました。

費用はかなりお高め。

  • 髄膜炎

髄膜炎(脳の周りを覆う髄膜の炎症)は様々な細菌、ウイルスが原因となって起こる病気ですが、その中でも髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)は、髄膜炎の大きな流行をもたらします。 髄膜炎菌は感染者の呼吸中に生じる飛沫や咽頭分泌物を介して感染します。感染者とのキスやコップの共用などのほか、狭い空間での共同生活(寮生活)など、長時間の緊密な接触が感染の原因となります。

髄膜炎菌にはいくつかのタイプがあり、A群はアフリカのサハラ砂漠の南側、髄膜炎ベルト地帯と呼ばれる大西洋からインド洋に至る東西に細長い地域が流行の中心ですが、メッカへの巡礼などにより西アジアでも時に流行が見られます。日本や欧米でもB群、C群、Y群、W-135群などが学生などの間で集団感染を起こします。

予防には、髄膜炎菌のA、C、Y、W-135に対する4価結合型ワクチンが有効ですが、このワクチンではB群は予防できません。

米国のように髄膜炎菌ワクチンを小児(10代)の定期接種としている国もあり、このような国へ留学する場合には、入学前に接種済証の提示を求められる場合があります。

厚生労働省検疫所

髄膜炎は値段も高いし正直打他なくていいかなと思ってたんですが、先生のおすすめにより打つことにしました。

致死率が高くや後遺症の恐れもあるのでまぁ打っておくかと。

一回あたりの金額が一番高かったので、いまだにどっちが良かったのかなぁと思っているところです。

打たなかった理由

打たなかったワクチンは

  • 黄熱病
  • ポリオ
  • ジフテリア
  • 日本脳炎
  • 麻疹風疹

黄熱病以外は以前打ったことがあるので打つ必要はないということでした。

黄熱病はのワクチンは、接種した証明書がないと入国できない国もあるので必ず接種しておきたかったのですが、日本で打てる場所が検疫所など特定の場所でしか打てないということで、近所のクリニックでは接種できませんでした。

しかも証明書は発行されるまでに10日ほど掛かる機関もあるということなので、旅立ち前に余裕を持って接種しておく必要があるという子です。(即日発行される機関もあります)

費用はワクチン代と証明書の発行手数料を合わせて23,000円ほど。

僕の場合は東京で打つことになるので、更に費用がかさみます。

そこで黄熱病のワクチンはタイで打つことにしました。

タイにはスネークファームという予防接種を日本よりも安く打てる場所があります。

「海外で予防接種するなんで大丈夫か」と心配になりますが、バックパッカーの中では有名な場所で、英語ができなくても平気という声も耳にしました。

黄熱病ワクチンは副作用で発熱や倦怠感が出ることがあるようなので、その辺がちょっと怖いですがせっかく自分もバックパッカーやるなら行ってみたいという気持ちもあるので決めました。

値段は1200バーツ(5000円弱)で証明書も即日発行。

余計なリスクを抱えないようにするなら日本で打った方が無難ですけどね。

まとめと感想

予防接種は打つのも打たないのも最終的に個人の判断です。

と言っても僕の場合は、医者の先生が打った方がいいと言ったもの全てを打つことになりました。

結局、未知の危険に対して心配になってお金で解決できるならって思っちゃいますよね。

お医者さんは「何を打てばいいか?」とか「打った方がいいか?」と聞かれればそれはたいがい打った方が方がいいって答えます。

とはいえ金額もそれなりに大きいです。

自分が打たなくていいと判断したものはきちんと打たないと伝えないと確実に打つ方向で進められるので注意ですね。

僕の場合は社会人になって10年以上働いてから世界一周することにしたので、多少資金に余裕を持っていたので打つ選択をしましたけど、学生とか20代の前半で旅しようと思ったら、予防接種の費用は節約しようと考えたかもしれません。

発症した時のリスクと発症する確率を考えて打つか決める訳ですが、自分はいざ病気になった時「やっぱり打っておけば良かった」と思うのは間違いないので、後悔する前にできることはしておくという選択になりました。

たかだか10万円で安心を買うと思うか、貴重な10万円を他の費用に回すのかは人それぞれですが、安心を買うのはお金がかかるなぁと思いました。

今回の記事は以上です。

最後まで読んで頂きありがとうございます。


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