2020年5月が終了したので、投資している資産の状況をチェックしていきたいと思います。
この記事では、4月末と5月末の資産の状態を比較してまとめています。
今後どういった行動をとっていくかということも書いてあるので、参考にしていただければと思います。
※特定の銘柄を推奨しているものではありません。投資はあくまで自己責任でお願いします。
5月の株式相場の状況は、5月の最終週で一気に買われ、日経平均は21800円台となりました。
これは2019年の10月と同じくらいの値です。
直近高値は24000円で、安値は16300円だったことを見るとほぼコロナショック以前に戻ってしまったといっても良さそうです。
5月と言えば相場には
「Sell in May(セルインメイ)」※株は5月に売りなさい
という格言があります。
この格言には続きがあって、「Sell in May,and go away.don’t come back until St Leger day.」まで知っておかないといけません。
意味は「株は5月に売れ、レイバー・デ―まで戻ってくるな。」になります。
レイバー・デーとは、アメリカでは9月の第1週の月曜日にあたります。
株式相場は5月近辺に高値に近付き、そこから夏にかけて相場は下がっていく傾向があるという意味で、株は5月に売って9月まで帰ってくるなということのようです。
これはアメリカの格言ですが、日本では「夏枯れ相場」などと言われて、夏は株価が下がりやすいと言われています。
ただ、日本とアメリカの言葉をごっちゃにして考えるのもどうかと思いますし、どちらもアノマリー(論理的に説明し難い法則)なので私は、「そんな言葉もある」くらいに頭に置いておきたと思います。
それでは5月の資産状況を見ていきましょう。
5月の投資 資産状況チェック
※2020年5月31日時点
日本株の状態
日本株は高配当株を中心に投資しています。
ネオモバイル証券
まずは単元未満で保有している株から見ていきましょう。
投入している資金はこちら
元本は490,999円で先月は387,774円だったので、103,225円の追加です。
先月までは含み損を抱えていましたが、5月終盤の株価高騰に後押しされた結果になり、今月は11,627円の含み益になりました。^^
保有している銘柄と株数、購入価格などはこちら
日本電話通信(NTT)が6株から17株と大きく買い増した銘柄になりました。
新たに追加した銘柄は無く、合計で38銘柄です。
ネオモバイル証券の高配当投資についての記事はこちら≫10万円から分散投資!【SBIネオモバイル証券】で投資開始
単元株
続いて楽天証券の単元株です。
買い増した銘柄は無く、含み損は-83,934円になりました。
先月が166,184円だったので、約50%回復したことになりますが、相変わらずニコンや日産など、コロナショック前から保有していた株が足を引っ張っています。
とりあえず単元株は買い増しの予定は無いので、このまましばらく放置していきたいと思います。
日本株全体の配当金割合
私の投資方法は高配当株投資なので、日本株を全部ひっくるめた配当金のセクター割合でポートフォリオを管理しています。
配当が見えなくなっている状態の銘柄が多いのであまり参考になりませんが、先月よりも、通信、保険などのその他金融の割合が増えています。
これから減配される銘柄が続々増えてきそうなので、覚悟しておく必要がありそうです。
直近ではヤマハ発動機が上期無配、紅丸が減配を発表しています。
今月から日本株は投資資金を押さえつつ、景気敏感な業種の買い増しは控えめにしようと思っていますが、卸売業はちょこっと買いたいなと思っています。
今月の配当金
高配当株投資をはじめてから4か月ほどが経ち、今月からチョコチョコと配当金が支払われるようになりました。
銘柄 | 配当金(円)※税引き後 |
イオンFG | 95 |
MrMaxHD | 2232 |
合計 | 2327 |
5月は合計で2327円の配当になりました。
少額ですが、はじめて目的の配当金が振り込まれたのでとてもうれしいですね。^^
米国株の状態
続いてアメリカへの投資です。
投資信託
投資信託はこのようになっています。
元本は32,1000円です。
バランスファンドの方が相変わらず低迷していますが、積み立てNISAの方(楽天VTI)は順調に含み益が出ていて、合計では-4,103円の含み損でもう少しで+収支になりそうです。
来月から積み立てNISAの銘柄を楽天VTIからeMAXIS Slim米国株式(S&P500)変更します。
理由としては楽天VTIもとても良い商品だと思いますが、4000社近い企業に分散しているよりも、代表的な500社に絞っているS&P500の方が良いのではないかと考えました。
絞っているといっても500社なので十分すぎるほど分散されています。
信託報酬も楽天VTIが0.162%に対して、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の方は0.0968%で少しの安いです。
気にするほどの差ではないかもしれませんが、気になったので変更することに決めました。
積み立てNISAについてはこちら≫初めて投資をするなら【積み立てNISA】が最適な2つの理由
さらに来月から、積み立てNISA以外にも、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を10000円だけ積み立てることにしました。
楽天カードで積み立てられる枠が10000円分余っていて、カード払いで積み立てるとポイントがつくのでお得です。
毎月50000円までカード払いで積み立てができて、ポイントは1%なので、年間6000ポイントもらえます。
何もしないで手に入る金額としてはかなり魅力的です。
米国ETF
米国ETFはこのようになっています。
SPYDを19株、VYMを3株買い増しました。
米国株価もだいぶ戻ってきたので、円換算すると含み損が4,123円になりました。
SPYDとHDVが一応含み益になっています。
元本は488,613円でした。
メインで投資しているSPYDはまだあまり戻ってきていないので、日本株と同様にペースを落として買い増していきたいと思います。
今後の展望
先月から株価はジリジリ戻して、最終週に高騰しました。
このまま高値圏まで戻ってくれればいいですが、冒頭の話のように夏に向けて株価は下がっていくかもしれません。
コロナウイルスの再流行などでまたガクッと落ちたりするかもしれないのでまだまだ油断できないところ。
どんなパターンが起こるか考えてみると
- まだジリジリもどってそのまま高値圏で推移
- 実態はないが株価上昇が高騰を生み出してイケイケの高値更新
- 夏に向かって徐々に下落して2番底まで見えてくる
- コロナウイルス再流行やその他の要因で急落
- 方向定まらずヨコヨコ
など、何とでもなりそうな状態に見えます。
いずれにしても私の今の感覚だと資金を温存して、貯金をしておくフェーズに入ったかなぁと思っています。
まとめ
- ネオモバ証券がプラ転
- 日本株の減配を覚悟
- 単元株は放置
- SPYDを少しだけ買い増していく
- 資金温存する
こんな感じで、もう少し上がるか下がるかしたらまた新たに購入したいと思います。
投資元本は2,351,046円
評価損益-80,533円
配当金合計 2327円 9.96ドル
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