アメリカ人はマスクしないって本当?
コロナウイルスが世界的に感染拡大して現在、アメリカ合衆国のトランプ大統領がマスクの使用について
「自主的な物」
「やらなくてもいい」
「自分はやらないと思う」
などと発言をして、世間で話題になっています。
たしかに実際アメリカでは、マスクの着用を嫌う文化があるようですね。
普段マスクを絶対に着用しないニューヨーカーたちがみんなマスクをしていて、現状の異常さを物語っているなどとも言われています。
この記事では、なぜアメリカ人がマスクの着用を嫌うのか?
その理由と文化や国民性との関係について掘り下げてみていきたいと思います。
こういった世界の国々と日本人の差を知っておくと、海外旅行が少し楽しくなったりします。
アメリカ人はマスクをしない!?【嫌う理由と文化の関係】
アメリカ人がマスクを着用以内理由
- 顔はコミュニケーションの要
- 菌やウイルスを持っていると思われる
- 強盗かと疑われる
- 大気の違い
顔はコミュニケーションの要
コミュニケーションを大事にするアメリカ人は、顔を隠すということを好みません。
などの特徴があります。
『伝えること』をとても重要視しているんですね。
マスクで顔を隠すことで、相手に気持ちや内容をしっかりと伝えられなってしまうのを嫌います。
日本の『察する文化』や『沈黙は金』などの言葉とは大きく違う考え方が見て取れます。
さらには、あえて顔を隠すためにマスクを着用する人もいます。
女性の方は心当たりがある方も多いのではないでしょうか?
菌やウイルスを持っていると思われる
アメリカ人でマスクをしていると、既に細菌やウイルスに感染してしまっていると思われてしまいます。
『人に移してはいけない重大な感染症を持っている』と思われたり
『重症で体に病原菌が入ってきたらマズイ人』というように見られてしまいます。
一方、中国、韓国、日本などアジアの各国では、風邪などを引いていない健康な人も予防の為にマスクを着用しています。
もし感染症を患っていた場合、マスクしていなければ周りからは「マスクしろ」と注意を受けるでしょう。
強盗かと疑われる
マスクで顔を隠すことで、『何か悪いことをしようと企んでいる』と考えられてしまうようです。
特に最近よく見かける黒いマスクは、ギャングと間違われてしまいます。
大気との関係
大気汚染とマスク着用との関係も見て取れます。
世界の大気汚染の状況を見てみると
※2020年4月現在
色が暗くになるにつれて、深刻な状態になっています。
アメリカよりもアジアの方がより大気が汚染されています。
各国の大気汚染ランキングです。
上位に中国、タイ、インドといったアジアの国々が目立ちます。
これらのデータをみると、アジア圏でマスクを着用する文化が広がったことに納得ができます。
アメリカにもニューヨークやロサンゼルスなど、大気汚染が深刻な地域があるようですが、国全体としてみればさほど高いランクではなく、先ほど出てきた国民性の部分と相まって、マスクをしない人が多くなったのではないかと思われます。
他のマスクをしない国々
アメリカ以外にもマスクを着用しない文化の国々はたくさんあります。
イギリスをはじめとしたヨーロッパ各国、オーストラリアなどが代表的です。
欧米文化の国々ではマスクの着用は嫌われているようです。
アフリカでマスクについて調べてみたらこんなのが出てきました。
詳しくは調べていませんが、あまり私たちが普段着用するマスクは使用しないのかもしれません。
それを知ってどうするか?
もしその国に行くとなったら、こういうことを知っておくというのはとても重要になります。
仮にアメリカでマスクを着用して電車に乗ったら、みんなが自然と離れていったり、黒いマスクをして、ポリスマンにあらぬ疑いをかけられて、変なトラブルに巻き込まれてしまうかもしてません。
さらには、マスク着用しちゃいけなかったら花粉症の人はどうするのか?
など、旅先ので起こりそうな困りごとにも考えがおよびはじめます。
今回のマスクについて以外にも、文化の違いを知らないがために、現地の人に嫌な思いをさせてしまうかもしれません。
海外旅行に行くときは、その国の文化をある程度調べておく必要があります。
すべてを理解することは不可能ですが、その国のことを理解しようする姿勢が見えれば、きっと少しくらいの無礼は許してくれるとおもいます。
まとめ
- 欧米人はマスクをしたがらない
- コミュニケーションの妨げになる
- 感染症や強盗だと思われる
- 外国の文化を知ることは大切
もちろんすべての人に当てはまるわけではなく、あくまでその傾向があるという程度でご理解ください。
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