ユダヤ人大富豪の教えってどんな内容?
「お金の話なのに泣けた」というキャッチフレーズで有名なこの本。
著者の本田健さんが20歳の青年として登場し、アメリカで出会ったユダヤ人の大富豪から『幸せなお金持ちになるための秘訣』を教えてもらう、という内容になっています。
私もこの本を久々に読み返して、目頭が熱くなってしました。
とても読みやすく、ビジネスで必要なエッセンスがギュッと凝縮されているので、数多くの成功者たちが、お金の稼ぎ方を学ぶ上でおすすめしています。
この記事では、このユダヤ人大富豪の教えの内容を簡単にまとめていきたいと思います。
人生を成功に導くヒントが得られると思います。
- 【ユダヤ人が大富豪の教え】内容まとめ
- 幸せな金持ちになる17の秘訣
- 第一の秘訣 社会の成り立ちを知る
- 第二の秘訣 自分を知り、大好きな事をやる
- 第3の秘訣 ものや人を見る目を養い、直観力を高める
- 第4の秘訣 思考と感情の力を知る
- 第5の秘訣 セールスの達人になる
- 第6の秘訣 スピーチの天才になる
- 第7の秘訣 人脈を使いこなす
- 第8の秘訣 お金の法則を学ぶ
- 第9の秘訣 自分のビジネスをもつ
- 第10の秘訣 アラジンの魔法のランプの使い方をマスターする
- 第11の秘訣 多くの人に気持ち良く助けてもらう
- 第12の秘訣 パートナーシップの力を知る
- 第13の秘訣 ミリオネア・メンタリティを身に着ける
- 第14の秘訣 勇気をもって決断し、情熱的に行動すること
- 第15の秘訣 失敗とうまく付き合う
- 第16の秘訣 夢を見ること
- 第17の秘訣 人生がもたらす、すべてを受け取る
- 成功と栄光がもたらす7つの関門
- まとめと感想
【ユダヤ人が大富豪の教え】内容まとめ
レッスンを始める前に
幸せに成功したければ、お金や成功することを忘れるのが一番大切。
自分らしい人生を生きることに集中する必要がある。
成功をうまく忘れることができた人間だけが幸せに成功できるということを覚えておこう。
幸せな金持ちになる17の秘訣
第一の秘訣 社会の成り立ちを知る
サービスの量と質で報酬額は決まる。
お金儲けのことばかり考えている人より、仕事が大好きでしょうがないひとの方が成功する。
そういう人はお客にいかにたくさん与えらるかを考え、周りの人は自分の好きな事をしている人間を応援したくなる。
世の中には自由な人と不自由な人の二種類しかいない
- 自由な人|毎日何もしなくても豊かに生活を送ることができる人
例)お店のオーナー、印税の入る作家、株や債券の配当を得る人 - 不自由な人|日常的に仕事をしなければ、生活していけない人
例)公務員、会社員、自営業者
自分でビジネスシステムを作るかどうかが成功のカギを握る
自由な人の人生は「しなくてはならないこと」がとても少なく、不自由な人は「やらなければならないことだらけ」
第二の秘訣 自分を知り、大好きな事をやる
自分の好きな事を仕事にすること。
自分の好きな事は周りが評価してくれなくても、それをやるだけで楽しくてしょうがない。時間を忘れてしまう。
みつける貯めには、子供のころから自分が好きだったことを思い出して、それをやってみる。
思わぬところで人生のヒントを見つけることができる。
第3の秘訣 ものや人を見る目を養い、直観力を高める
成功するのに必要なのは、流れを読む力。
物事の奥深を見通す力。
社会の流れ、運や人生の周期、人の器、社会の器、ビジネスの本質を見抜く。
お金の流れを読むのに、高等な経済学はいらない。
自分の常識と直感を信頼する。
第4の秘訣 思考と感情の力を知る
人生は、「考えること」と「行動すること」の2つでできている。
思考の結果、行動してきたことの集大成が自分。
もし、願望を実現したければ、自分の思いをチェックすること。
感情は人生をコントロールしている。
怒り、悲しみ、鬱、恐れなどの感情は人生を台無しにしてしまう。
自分の感情や思考が人生のコントロールを奪うほど、パワフルだということを覚えておく。
感情に支配されていることに気づくだけで、半分はその影響から逃れることができる。
「自分が何を感じているか、考えているか」に意識を集中させ、何をやるのが好きなのか探す。
第5の秘訣 セールスの達人になる
ものやサービスを売る過程で、人に心から感謝され、応援され、深い喜びを得る。
それに加えて、経済的豊かさも手に入れていくようになる。
最高のセールスとは、売った後もその客が買い続けてくれること。
セールスなしに存続できるビジネスはない。
第6の秘訣 スピーチの天才になる
コミュニケーション能力を高めることが、成功への近道。
そのとめには、自分の感情を目の前にいる人たちと分かち合う。
本当にその気が無いことを言ってはいけない。
第7の秘訣 人脈を使いこなす
付き合う人の多くを味方にできれば、成功は何倍にも早くなる
人脈を作るのに一番大切なことは「信頼される人間になること」
絶対的な友情は、人生で最も大切な財産
第8の秘訣 お金の法則を学ぶ
お金との付き合い方は2つしかない。
お金の主人になるか、奴隷になるかの2種類。
お金に関する知識とお金といかに健康的に付き合うかという歓声を学ばなければ、いつまでたってもお金の不安にさいなまれる人生になる。
お金を使うときにはそのお金で何を得ようとしているかよく見極めること
第9の秘訣 自分のビジネスをもつ
ビジネスとは、人がお金を払ってもいいと思えるくらい価値のあるサービスを提供すること。
第10の秘訣 アラジンの魔法のランプの使い方をマスターする
アラジンの魔法のランプは望みをかなえてくれる。
達成できたこと、達成できなかったことのリストを作り、達成できたことのリストを見てみれば、自分が望んだ現実が確実に手に入ってきたことがわかる。
どんな人生が欲しいのか、望みをはっきりさせて、目標を立てる。
第11の秘訣 多くの人に気持ち良く助けてもらう
一人で成功している人はいない。
成功とは、多くの人に支えられて初めて実現できる状態のこと。
もし、自分でできたとしても、できるだけ多くの人を巻き込んで助けてもらうこと。
そして、その人たちい感謝して喜んでもらうことが成功のスピードを速める
第12の秘訣 パートナーシップの力を知る
人は、だれかと人間的なつながりを感じた時に初めて幸せを味わう。
不幸になると、人はお金を使って憂さ晴らしをしようとする。
富を築こうと思ったら、最愛の人と結婚し、いつまでも幸せにいること
第13の秘訣 ミリオネア・メンタリティを身に着ける
ミリオネア・メンタリティとは『豊かさ意識』のこと
幸せな人は幸せの、不幸な人は不幸なセルフイメージを持っている。
このセルフイメージが高ければ高いほど、幸せ、成功、富を引き寄せることができる。
一番最初にやらなければいけないことは、自分の望む人生をイメージすること。
第14の秘訣 勇気をもって決断し、情熱的に行動すること
『今は決断しないでおこう』は人生で最大の落とし穴
第15の秘訣 失敗とうまく付き合う
失敗とは、諦めてしまった時のみ起こる現実。
未来に絶望した時と、過去の体験を無駄だったと判断した時に確定する。
第16の秘訣 夢を見ること
ほとんどの人は夢を見ることを忘れてしまっている。
大切なのは夢を見ることを忘れない事。
第17の秘訣 人生がもたらす、すべてを受け取る
この人生で起こることはすべて中立であって、良いことも悪いこともない。
良いことも悪いことも解釈の仕方次第。
成功と栄光がもたらす7つの関門
成功すれば人生がバラ色になると信じている人は多いが、実際には想像と違っていることが多く戸惑ってしまうもの。
そのことを知らない為に、失敗してしまったり、絶望してしまうことがある。
光が当たるところには必ず影ができる
変化には痛みがともなう。
友人、現在のパートナー、上司や同僚、今までの自分とも別れなければいけないかもしれない。
そんなわけのわからない目に合うよりも豊かではないが、幸せな現状を望みたくなるもの。
本当の成功とは完全に人生に身をゆだねること。
まとめと感想
いかがだったでしょうか?
以上が【ユダヤ人大富豪の教え】の内容 まとめになります。
私がこの本から読みとったことは
そして、それをサービスや商品という形で人々に提供することで、結果として報酬をもらう。
それをシステム化して自由な人の仲間入りをする。
そのためにはたくさんの人に協力してもらう必要がある。
そういった人とのつながりが幸せな人生を作っていく。
といったような内容になりました。
実は私がこの本を始めて読んだときは今から約6年ほど前で、その時もいい本だなぁとは思ったんですが、当時の自分は特別やりたいことが、なかったので、「自分のやりたい事ってなんだろう?」
そんな風に思わされた内容でした。
それから、6年経って、自分なりに色々なことにチャレンジした結果、やっと自分はこんなことがしたいというビジョンが見えるようになりました。
自分の夢が明確になってから読んだこの本は、心にズッサズサ突き刺さってきました。
ユダヤ人の大富豪『ゲラー氏』の優しくも芯のある言葉が、「自分もこのまま頑張っていこう」と思わせてくれる内容でした。
少し恥ずかしいですが、夢について語っている記事があるので、気が向いたら読んでみて下さい。
≪会社を辞めて世界一周の旅に出たくなってしまったのです。≫
本の最後にはユダヤ人の大富豪「ゲラー氏」から送られた手紙があって、とても感動しました。
ページ数も多くなく、ユーモラスな表現がたくさん入っていてとても読みやすくて、おもしろい作品なので、ふだんあまり本を読まない方にもおすすめできます。
ぜひ興味が湧いた方は手に取ってみてはいかかでしょうか?
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