9月の相場が終了したので各種相場の状況をチェックしていきたいと思います。
9月相場チェック
日経平均は調整中

日経平均は9月初旬に上昇を見せたものの、月末には月初の価格を下回りました。
強い上昇の後の調整局面が続いているといったところです。
米国株は軟調

米国株の大型株指数S&P500は9月に入ってから大きく下落しています。
この後見ていきますが、米国の金利上昇が影響して株価が軟調なようです。
米10年債利回り上昇

米国の長期金利は上昇トレンドを継続。
現在、米国は景気過熱が懸念されていて政策金利が当初の見立てよりも上昇、もしくは高止まりになるのではないかと市場予想が転換したことで、株安の調整局面となっています。
GOLDは大きく下落

GOLDの先物価格は三角持ち合いを下抜けて大きく下落。
利息の付かないGOLDは金利と逆相関になる傾向があるので、自然な値動きを言えます。
今後、政策金利の引き下げが始まれば上昇する可能性が高いですが、同時にドル安になることが予想されるので、投資して利益が出るかは難しいところですね。
ドル高が続く

ドル円も米金利の上昇に伴いドル高に進んでいます。
海外にいる身としては辛いところがありますね。
ビットコインは横ばい

ビットコインは8月の大幅な下落から上下しつつも価格は横ばいといったところです。
大きな値動きを見せこともありますが、今のところ相場の注目を集めるアセットではないといった感じです。
まとめ
米国の景気過熱とそれに対応する金利の状況が相場を支配しているといったところですね。
いまだにインフレが続いているとはいえ、一時のパニック的な物価上昇の時とは雰囲気が違うように感じます。
景気は当初想定したよりも過熱していてFRBはタカ派の姿勢を見していますが、上手く折り合いが付けば、企業業績が追随してまた株価が上昇に転じるかもしれません。
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