6月末になりました。
毎月恒例の各相場の状況確認をしていきたいと思います。
6月は10日に発表された5月の消費者物価指数が前年同月比+8.6%と驚異的なインフレ率を見せました。
これを踏まえて米FRBはFOMCで0.75%の利上げを実行。
この記事では、そんな状況での各種相場の状況についてチェックして、感じたことや今後の展望についても書いてあります。
記事を書いている私は、サラリーマンをしながら日本や米国の株に投資している兼業投資家です。
FXなどいろいろな投資を試しては損失を繰り返していましたが、現在の投資スタイルに落ち着いてからは資産安定して増やせるようになりました。
現在は1000万円ほどを運用しています。
過去の実績をまとめたページはこちら
2022年 6月 相場状況チェック
日経平均は底堅く推移
日経平均は米国の政策金利0.75%引き上げを受けて6月中旬に急落しましたが、直近安値の25500円付近で反発。
さらなる利上げが懸念される中で底堅い動きをしています。
米国株に対して既に割安感が出ているからでしょうか。
米国株はダウントレンド
米国株も利上げのタイミングで急落。
その後少し反発しましたが、年初来から続く下落トレンドの中にいます。
0.75%という急激な利上げがされましたが、まだまだインフレは収まる気配をみせていません。
今後も急激な利上げが続くと予想されるので、さらに株価は下落すると見ていた方が良さそうです。
米10年債利回りはさらに上昇
米10年債利回りは6月に入ってから急上昇。
一時3.5%近くまで上昇しました。
今後もインフレが収まるまでこの傾向は続くんじゃないかなぁと思います。
為替レートが気になりますが、どこかで米国債の購入を検討したいですね。
円安が再加速
先月少し落ち着いた値動きを見せたドル円ですが、押し目となってさらに円安に進んでいます。
流石に円安に触れすぎな感がありますが、日米の金利差は拡大する一方。
今後もさらに円安に進む可能性も十分にあります。
ただ、市場が先に織り込んでピークをつけるとしたらと考えると円からドルに変えるのはちょっと気が引けます。
かなり難しい状況です。
私としてはとりあえず円のキャッシュで持っておこうと思います。
様子見ですね。
GOLDは横ばい
先月下落したGOLDですが、下げ止まって横ばいの動きです。
通常ドルが買われればGOLDは売られますが、インフレの懸念から下落が踏みとどまっているようです。
GOLDはずっとこんな感じで難しい相場が続いています。
わざわざ今注目するアセットでもないかなぁと思います。
仮想通貨は暴落続く
ビットコインは先月からさらに一段と下げています。
最近はビットコインに対して資産アセットとして懐疑的な声をよく耳にするようになりました。
デジタルゴールドと言われたビットコインですが、実態はナスダック連動のハイレバ商品だったと。
しかし、自国通貨に信用のない新興国などでは実需もあるし、流石に試算価値がなくなるとは思えないんですよね。
だとすれば今は絶好の買い場になりそうですが、ちょっと勇気が入りますね。
まとめ
引き続き荒れた相場が続いていますね。
各種相場はとにもかくにもアメリカのインフレとFRBの利上げ動向次第ですね。
株式は下落相場が続いていますが、まだまだ総悲観という感じはしないですね。
本当の買い場はまだ数ヶ月先という感じがします。
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