
ひとり旅でカンボジアに行きたいなぁ。。。
どんなところなんだろう?
「世界一周でカンボジアに行こう!」
ということで、深い歴史と文化、それによって築かれた世界遺産を持つとても魅力的な国、カンボジアの情報をまとめていきたいと思います。
この記事では
- カンボジアの基本情報
- 絶対見ておきたい場所
- 交通や宿泊、食事について
- カンボジアの歴史
- 訪問する時の注意点
など、知っているとカンボジアを旅する時に知っていた方が良い情報や、楽しくなる情報などをまとめています。
世界一周でカンボジアに行くなら知っておきたい情報
カンボジアの基本情報

- 国名:カンボジア王国
- 地理:国土は18.1万㎢で日本の半分くらい、東南アジアに位置しタイ・ラオス、南にはベトナムと接している
- 首都:プノンペン
- 通貨:リエル(1リエル=0.026円※2020年5月時点)

※米ドルが流通しているので米ドルで支払うことができますが、おつりをリエルで渡されることがあります。
- 言語:カンボジア語(クーメル語)
※観光地では英語や日本語が通じるところもある
ありがとう=オークン(អរគុណ)
- 人口:1625万人※2018年時点
- 気候:熱帯、1年を通して30℃を超える
日差しが強くサングラスや帽子が必要、しかし室内は冷房が効きすぎているところが多いため、羽織るものを持っていた方が良い
11月~5月が乾季
30℃前後で乾燥しているため過ごしやすく観光にはベストシーズン
6月~10月が雨季
1~2時間スコールが降ることが良くある
- ビザ:取得する必要がある ※観光ビザで30日
プノンペン空港かシェムリアップ空港で、陸路なら国境で取得可能
金額は観光のシングルビザ(一度だけ入国可能)で
- 空港 4500円程度
- 国境 4500円程度
- 日本から申請する場合 6000円程度
- e-Visa(インターネット)で申請する場合 4000円程度
※国境でビザを取得する場合、乗車しているバス会社が高額な手数料を要求したり、係の人に賄賂を要求されることがあるので注意しましょう。
カンボジアの物価

物価:日本よりかなり安い
食費:地元の人が食べるような屋台であれば200円位
観光地のレストランでは1000円位
ミネラルウォーターは50円位
宿泊費:ゲストハウスは500円程度から
交通費:タクシー初乗りは1kmあたり100円前後
トゥクトゥクは1kmあたり160円程度が相場
※カンボジアは観光地でもあまり交通網が発達していないので、タクシーやトゥクトゥクがメインの移動手段になります。
カンボジアの食べ物
カンボジアの料理は『クーメル料理』と呼ばれています。
国土の多くが平地のカンボジアでは稲作が盛んに行われており、米を主食にしています。
また、東南アジア最大の湖である「トンレサップ」や、中国、タイ、カンボジア、ベトナムにまたがる巨大な川「メコン川」を有することから、淡水魚が多く消費されています。
「プラホック」という淡水魚をペースト状にして発酵させた臭みの強い香辛料が特徴的です。
味はタイ料理ほど辛くなく、ベトナム料理ほど癖が強くないマイルドな仕上がりの料理が多いです。
屋台で食べるなら
- ミーチャー

屋台の定番!カンボジアの焼きそばです。
ニンニクと野菜、肉、インスタントの面を油で炒め、チリソースやオイスターソースを絡めた料理で、目玉焼きやウインナーなどをお好みでトッピングできます。
値段は100円位
- ボボー

カンボジアのおかゆです。
朝食に食べられることが多く、野菜や肉が入っていて、お好みでチリソースなどを加えて味を調節することができます。
値段は50円ほどで食べられます。
レストランで食べるなら
- アモック

雷魚などの淡水魚をココナッツミルクとスパイスで煮て卵でとじたカレー味の料理です。
やわらかい味でバナナの葉やココナッツの身などで作った器で盛り付けされている可愛らしい見た目から、女性人気が高い商品です。
カンボジアの代表的な料理で、カジュアルな店から格式の高い店まで、レストランならどこでも食べられるほどメジャーです。
カンボジアのココには行きたい!

シェムリアップ(アンコールワット)
シェムリアップはアンコールワットをはじめとする「クメール王朝」時代の遺跡群です。
遺跡群というだけあってその広さは広大で、観光するのに丸1日必要になるほどです。
旅行会社のオプションツアーや現地でトゥクトゥクを貸し切るなど、グルッと一周できる方法で観光することをおすすめします。
アンコールワットに行くなら知っておきたい歴史
クーメル王朝は9世紀のはじめ頃にできて、15世紀に滅びたシェムリアップを中心に栄えた王朝です。
全盛期の12世紀ごろにはタイやラオスまで勢力を伸ばしていました。
そのころに作られたのがアンコールワットで、ヒンドゥー教の寺院として30年以上の歳月をかけられて作られました。
クメール王朝が滅びた理由は
- 隣国のタイのアユタヤ王朝との争いで衰退した
- 疫病が広がった。
- 国王の後継者争いで国内に対立が起きた
など諸説あります。
そして、クメール王朝の衰退と共に人々は現在の首都であるプノンペンへと移っていきました。
一時期は忘れられていたシェムリアップの地でしたが、19世紀にフランスの植物学者がこの地を訪れたことから、再び世界に広く知られるようになりました。
1992年に過去の文化を証明する貴重な資料として世界危機遺産に登録され、修復されることにより現在のようにたくさんの観光客に愛されるようになりました。
カンボジアで注意すること
- トゥクトゥクのぼったくりに注意!
トゥクトゥクはカンボジアではメインの交通手段になりますが、運転手が目的地を聞かずに出発してしまうことがあります。
目的地と値段をよく確認して利用するようにしましょう。
- 仏教に注意!
カンボジアは仏教国です。
寺院の観光では肩や太ももが露出した格好は控えましょう。
また、女性の方は僧侶に触れてしまわないように気をつけましょう。
仏教国でのマナーについては
≫【坊主激怒!?】仏教を信仰している国々とマナーや礼儀【タブー】
に詳しくまとめてあります。
- 会話の内容に注意!
近代の歴史や政治についてはむやみに話さない方が無難です。
歴史的な背景から反タイや反ベトナムの感情を持っている人もいます。
また、カンボジア人は人前で恥をかくことをとても嫌います。
身なりや身分を大切にするので、尊重するように心がけましょう。
- チップに注意
カンボジアは基本的にチップは不要と思っていて良いですが、観光ガイドやマッサージ店などのサービスを提供する場所ではチップを要求されることがあります。
しかし、親切にしてくれる人も多いので、お金を目的にしていなかった人に対してチップを渡して不快な思いをさせてしまわないように気をつけましょう。
まとめ
いいかがでしたか?
こうして見てみるとカンボジアは深い歴史と文化を持ったとても興味深いところでした。
私が世界一周の中で必ず行きたい場所の中にアンコールワットも入っています。
物価も安く人もあたたかいとても魅力的な国だと思います。
日本からもアクセスしやすい距離なので、少し長い休みが取れたら行ってみるのもいいんじゃないでしょうか?
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