「7つの習慣ってどんな本?」
全世界3000万部の超ベストセラー
【7つの習慣】
キングオブ自己啓発書と名高いこの本、これさえ読んでおけば大丈夫と言われているのですが、めちゃめちゃ分厚いので普段本を読みなれない方は、読むのキツイって感じるのではないかと思います。
500ページもあるんですよね^^;
私は7年前にこの本に出会ってから【7つの習慣】実践し続けています。
実践を続けることで、自分の行動や価値観がどんどん変化して行って、人生がより良い方に向かっているのを実感しています。
まわりの人からも「ずいぶん変わった」「なんでそんなに頑張ってるの?」なんて言われるようになりました。
自分の中では全然がんばってる感覚はなくて、ただ【7つの習慣】通りに過ごしているだけなんですけどね。
この記事では、この分厚い本の内容をギュッと凝縮して簡単にまとめます。
まだ読んだことのない方は内容を知るために
既に読んだことのある方は復習のために
人生を成功させる原則【7つの習慣】
サクッと学んで、実践して成功を手に入れましょう。
【7つの習慣】内容要約
第一部 人格主義
原則中心
まず、習慣の内容に入る前にこの本が一番言いたい部分の説明をしています。
それは『人格主義の回復です』。
これは近頃の自己啓発書を見ているとテクニックのことばかり書いてある。
人生を成功させるのに最も大切なのは、こういったテクニックではなく、『誠実さや勤勉さ相手を思いやる心だ』といっています。
この本ではこのことを原則と呼び、この原則を中心にすべての行動を決めていく必要があるといっています。
それでは7つの習慣を見ていきましょう。
第二部 私的成功
第二部 第3の習慣までで、個人レベルでの成功目指します。
まずは自分が人格者としてしっかりと自立する必要があるということですね
第1の習慣 『主体的である』
主体的であるという言葉はいまいちピンときませんよね^^;
これはつまり『自分から行動を起こすこと』だったり、『人のせいにしないこと』です
例えば収入が少なくて生活が苦しいときに「会社の給料が少ないせいだ」「国がもっとうまくやらないからだ」などと環境のせいにするのは、主体的とはいえません。
給料が少ないなら「副業をはじめてみようか」とか「保険や車など固定費が見直せるところはないか」
など、自分にできることをしっかりやろうというのが主体的であるという事です。
第2の習慣 終わりを思い描くことから始める
第2の習慣はゴール設定についてです。
どのようにゴールを設定するかというと自分が死んだ時をイメージするんです。
本当に一番最後ですね。
自分の葬式をイメージして、親しかった友人や家族など、自分が大切にしている人から「どんな言葉で見送られたいか」をしっかりとイメージします。
「いつも笑顔を絶やさない人だったね」
「どんなことでも全力で取り組む人だった」
「この人と一緒にいられて幸せだった」
という風に最後に自分が大切な人からこう言ってほしいという事に向かって常に努力していこうというのが第2の習慣です。
第3の習慣 最優先事項を優先する
この項目では、人は何か行動する時、4種類の理由で行動すると言っています。
- 緊急で重要なこと
- 緊急でないが重要なこと
- 緊急で重要でないこと
- 緊急でなく重要でないこと
人は生活してしていると、緊急で重要なことに囲まれています。
例えば「明日までにこの書類提出しなきゃ」というやつですね。
そういうものを溜め込まず、すぐに消化して『緊急でないが重要なことに多くの時間を費やしていく必要がある』という習慣です。
緊急でないが重要なこととは『今これをやっていれば将来自分の成長につながること』です。
「読書をして知識を身に着ける」とか、「運動して体を鍛える」といったことが、緊急でないが重要なことになります。
重要でない時間はできる限り減らしていきましょう。
第三部 公的成功
第3の習慣までがしっかりできていれば、自分の中でしっかりと一つの芯が通り、自立した人格を持てるようになります。
そうなることができたなら、自分ひとりでなく、まわりの人も巻き込んで成功していけるようになる習慣を身に着けていきましょう。
第4の習慣 Win-Winを考える
「自分だけの利益になっていないか」逆に「自分が損してないか」
お互いに利益を生む選択ができてないと、最終的な成功にはたどり着けないというものです。
やはり、人を騙したり、蹴落としたりしてつかんだ利益は長続きしないんですね。
反対に「自分が損しておけばそれでおさまる」というような考え方もダメです。
常にお互いが満足いく結果になるような選択をしていくことが成功につながります。
いろいろな方向から考えた結果、どうしてもお互いの利益につながらなかったらその取引はやめて
白紙に戻す勇気が必要です。
第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される
人と人のコミュニケーションについてです。
「自分の事をわかってほしい、意見を聞いてほしい」という気持ちは誰しも持っています。
そうして自分の事をしゃべるけど「だれも自分の話を来てくれない、分かってくれない」と感じてしまいます。
自分の事を理解してほしいというのは人間にとって最も大きい欲求のひとつです。
では「あなたはその相手のことを本当に理解していますか?」
「親身になって話を聞いていますか?」
自分の事を理解してくれないと嘆く前に相手のことを理解する努力をしましょう。
あなたが、本当に相手のこと理解しようしたとき、相手もあなたのことを理解してくれるようになります。
第6の習慣 シナジーを創り出す
これまでの習慣をがしっかり身について、自立した人間同士がお互いを理解し、お互いの利益になるように動けば、そこには凄まじいエネルギーが生まれ、成功への速度が加速します。
第3の習慣で、どうしてもWin-Winになれなければ取引をやめると言いましたが、これまでの習慣がしっかりと身についていれば、必ずと言っていいほど、みんなが満足できる良い案が浮かんできます。
自立した人間同士でより良い選択肢を見つけて爆発的なシナジーを創り出しましょう。
第7の習慣 刃を研ぐ
第7の習慣では、刃を研ぐようにしっかりと今までの習慣に磨きをかけていこうというものです。
- 自分ができることをしっかりやっているか
- 死んだときにどんな人間だったと言われたいか
- 自分が成長できることに時間を費やしているか
- お互いのの利益なっているか
- 本気で相手のことを理解しようとしているか
- 自立した人間同士でシナジーを創り出せているか
こういった、「今までの習慣を実践できてるか」「さらに磨いていけているか」というのを見直して、よりい方向に改善していこうというのが、7つ目の習慣です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
この本では、本当の意味での成功には、誠実さや勤勉さがもっとも大切だといっています。
これらは小手先のテクニックと違い、長い時間を掛けないと身についていかないものです。
私は会社に『10年以上』という長い期間勤めています。
私の勤めている職場では、今だに年功序列という空気感が根強く残っていて、そういうところでは、ただそこにいただけで後輩が増えて、敬語を使われるようになり、指示を出せばその通りに動いてくれます。
入社したての時と同じような失敗や、横着をしても、叱ってくれる人もいなくなっていきます。
そうするとどうしても、傲慢になったり、利己的になってしまったりしまいがちになります。
この本ではそういった、見失いがちな事を再認識させてくれます。
私はこの本に出会ったのは7年前になりますが、それ以来、私の座右の書として、事あるごとに何度も読み返しています。
今回のブログを始めたことで、またこの本を読み返し、大切なことを再認識しました。
まだこの本を読んでない人にもこの本を知ってほしい。
読んだことのある人は内容を思い出してほしい。
そんな気持ちでこの記事を書きました。
この本はとても分厚い本ですが、読書が苦手な方にもぜひ頑張って読んでほしいと思っています。
それほど素晴らしい内容が書いてあるので、かならず人生の道しるべになってくれると信じています。
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