現在投資している資産の状況はどうなっているかな?
2020年8月も月末になりました。
この記事を書いているのは8月30日の日曜日なので、8月の相場はあと1日残っていますが、キリが良いので現時点での資産状況をチェックしていきたいと思います。
月末の資産状況チェックは毎月恒例で行っていて、ブログを始めてから今までの資産推移もまとめているので、合わせて読んで頂ければと思います。
記録をまとめたページはこちら
この記事では
- 現在の相場の状況と私の相場感
- 投資している資産の推移
- 反省と今後の展望
などについてまとめています。
2020年8月 投資 資産状況チェック
8月のトピックス
安倍総理辞任の意思を表明
8月には大きなニュースがありました。
28日に現職の安倍首相が持病悪化のために、辞任の意思を表明しました。
この影響により、日経平均株価は一時600円ほど急落、終値はそこから少し戻して前日比326円で大引けとなりました。
為替相場も1円20銭ほど急激な円高が進み、105円30銭で推移しています。
どうして安倍総理が辞任して円高になるの?
という疑問が沸きましたが、twitterでYSさんが大変わかりやすく解説されていました。
日本の総理大臣の交代は、世界的に非常に大きなニュースで、株価に大きく影響を及ばします。
安倍政権は株式投資家に最も優しい政権と言われていました。
その理由は、アベノミクスの一環として株式市場に資金を大量投入することで、株価を大きく吊り上げてきたからです。
政権が交代することで、今まで通りイケイケの相場ではなくなるというのが一般的な見方のようです。
国内GDP戦後最大の落ち込み
8月 17日に4月〜6月のGDPが発表されました。
前期比年率で▲27.8%と戦後最大の落ち込みとなりました。
コロナウイルスの世界的感染の影響をモロに受けた期間で、個人消費が減り、貿易もダメ、先行き不透明な経済で設備投資も控えているといった感じでしょうか。
実際に日本企業の3割が赤字決算で、実体経済の状態は非常に悪いようです。
私の会社も生産が激減し、休業になり始めた頃でした。
プライベートではコロナウイルスの実態を掴めない不安や、自粛期間の辛さからストレスの多い期間だったように感じます。
S&P500が最高値更新
次は米国株についてのニュースです。
アメリカ全体の株式市場を表す指数のS&P500指数は、コロナウイルス以前の高値を更新し、市場最高値を更新しました。
これは、Google・Apple・Facebook・Amazonなどのハイテク企業が連日高値を更新して、引っ張り上げていることが理由です。
アメリカも実体経済は悪いですが、金融緩和の影響で株価は好調です。
これらの状況を踏まえて、資産の状況を見ていきたいと思います。
日本株の状況
日本株は高配当株に投資しています。
ネオモバイル証券
まずは単元未満で購入している株価から見ていきたいと思います。
投資している資金はこちら
投資元本は615,273円で含み益が+5792円となり、先月の大幅な含み損から3ヶ月ぶりにプラスとなりました。
先月から11,875円しか資金を投入していません。
企業の業績が悪い中、株高の状態になっているので、資金投入を抑えられているので良い感じだと思っています。
来月も同様に購入は控え目にしてきたいと思っています。
保有している銘柄と株数、平均購入価格はこちら
ネオモバイル証券は通常100株からしか買えない日本株が1株単位で購入できるので、少額からしっかり分散できます。
これから株式投資を始めようと考えている方に非常におすすめです。
詳しくはこちらの記事に書いてあるので合わせて読んでいただければと思います。
単元株
続いて楽天証券で購入している単元株です。
買い増した銘柄はありません。
※先月までの画像にはプロシップが含まれていませんでした。
先月までの投資元本や損益の計算も間違えていることになります。失礼しました。
投資元本は1,026,137円で含み損が-49,027円となりました。
コロナショック以前から保有しているニコンと三菱UFJが相変わらず大幅マイナスです。
単元株についても引き続き触らずに放置しておこうと思っています。
日本株全体のセクター割合
保有している株の時価総額の割合を業種別にグラフにしました。
初期の頃に比べるとだいぶインフラ系と景気敏感な業種のバランスがよくなってきたように感じます。
しかしセクターは偏っているので、もう少し分散していきたいですが、日本株に関しては積極的に買い増す予定がありません。
株安になるときに備えて資金を蓄えて、減配の心配が少ない財務優良企業をチェックしておきたいと思います。
米国株
次はアメリカへの投資です。
投資信託
投資信託はこのようになっています。
投資元本は461,000円で含み益が47,918円です。
すべてS&P500に連動するファンドですが、8月の株価高騰の恩恵をあずかり、大幅にプラスになっています。
S&P500は相変わらず素晴らしいパフォーマンスで驚きですね。
しかし、来月からは一般講座のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の積み立てを、楽天VT(全世界株式)に変更予定です。
米国ETF
ETFも米国の高配当ETFが中心で、このような結果になりました。
投資元本は910,468円で含み益が16,536円になっています。
メインで投資しているSPYDが円高の影響で少しマイナスですが、合計では先月は含み損だったのが、プラ転したのでよかったです。
今月は、SPYDがリバランスをして、少し金融セクターの割合が増えました。
VYMでも多く買われている業種で被り気味になってしうので、今月はVYMではなくHDVを少し買い増しました。
ハイテク株の株価が高騰して高値を更新している中、高配当株は半値ほどしか戻していない不人気銘柄となっています。
しかし、高配当株投資は株価が安い時に買う逆張り投資なので、注目を集めていない今はチャンスなのかもしれません。
引き続きSPYDとHDVを積極的に買い増していきたいと思います。
分配金
8月の分配金は2株しか持っていないキャノンのみでした。
しかも減配されています^^;
これで配当、分配金の合計は 6117円 45.44ドルになりました。
今後の展望
安倍総理が辞任の意思を表明したことにより、今後短期的な相場は荒れるのではないかと思っています。
トピックスであったように「安倍政権は投資家に優しかった」ワケなので、辞任することがわかって株価は急落しました。
しかし、これまでせっかくコロナショックでの暴落を買い支えたので、株価を下げないためにまだしばらく金融緩和が続くのではないかとも思います。
そんな売りと買いが戦い会う混乱した状態になるのではないかと思っています。
そんな中で私が取る行動としては、総裁が決まるまでは何もしないということになりそうです。
現在株高の状態ですが、実際の経営状態は悪い企業が多いので、割安感は感じられません。
じっとして現金の比率を高めておこうと思います。
ちなみに米国株については、今まで通りインデックス投資は積み立ていきますし、高配当ETFも株価がもう少し上がってくるまでは買い増していきたいと思っています。
8月まとめ
- 安倍総理の意思を表明
- 4〜6月のGDPは過去最悪の落ち込み
- S&P500が最高値更新
- 日本株は買い増さずに様子見
- 米国株は今まで通り
投資元本 3,012,878円 評価損益 +21,225円 実現損益 -42,372円 配当・分配金合計 6,053円 45.44ドル
今月で投資元本が300万円を超えました。
評価損益も一応合計ではプラスにはなりましたが、実現損が4万円以上あるので実際にはまだ損をしている状態です。
これからも長期目線でコツコツ積み上げて、いずれ勝手に膨らんでいくところまで目指していきたいです。
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