【様子見？】2023年4月　相場チェック

2023年 4月相場チェック

4月の相場が終わったので、各種相場のチェックをして行きたいと思います。

4月の大きな経済ニュースとしては、日銀総裁が黒田氏から植田氏に交代してから初めての日銀政策決定会合が行われました。

この中で、植田新総裁は大規模金融緩和を維持する意向を示しました。

これにより、為替は円安に大きく触れ、市場としては緩和修正するのではないかとの見方もあったため、プチサプライズ的な値動きになったようです。

日経平均は上昇トレンドが続き、3月初めにつけた直近の高値を超えています。

日本株は世界一の投資家と知られるウォーレンバフェット氏が5大商社株買い増しをしてさらに、その他のバリュー株も投資を検討しているというような旨の発言があり、世界的にも注目を集めています。

実際に底堅い値動きが続いているので、今後が上昇して行くことを期待したいですね。

米国株も直近の高値こそ超えなかったものの、株価は上昇傾向です。

先月はシリコンバレー銀行の破綻など不安なニュースがありましたが、株価は堅調な値動きが続いています。

ドル円は28日の日銀金融政策決定会合が行われると同時に大きく円安方向に触れました。

金融緩和を継続する意向が示されたことによる影響で、ユーロ円も大きく上昇していて、急激に円が売られた様子が伺えます。

米国の10年債利回りは直帰の乱高下していた状況からするとかなり落ち着いた値動きとなりました。

現在、米国の景気は悪く銀行破綻のニュースなどもあったことから、利下げを待って様子をうかがっているといった状況でしょうか。

GOLDの先物価格は先月、急な上昇を見せたところでヨコヨコの値動きを見せています。

こちらも金利同様に一旦様子見の状況になっているように見えます。

急激な上昇をしていたビットコインですが、こちらもひとまず落ち着きを取り戻したような値動きになっています。

3月に大きく動いていた各種相場ですが、4月は全体的に様子をうかがっている値動きに見えました。

為替は4月末に大きな値動きを見せましたが、他の相場での動きが小さかったので、過剰に反応したようにも見えます。

大方の味方では今後、米国のリセッションへの対応として利下げが進められることにより株高に向かうのではないかと言われていていますし、自分的にもそうなって行くんじゃないかなぁと思っています。

為替は急激な円安に向かっていますが、一過性のもので利下げを懸念して戻ってくると予想しています。