【人生終了!?】交代勤務をやめた方がいい3つの理由【体験談】

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夜勤は稼げるけど大変らしい…実際どうなの?

僕は12年間、昼と夜を交互に仕事してきました。

いわゆる交代勤務で夜勤労働です。

現在は世界一周する為に退職しましたが、夜勤のある職場だったのは辞める大きな理由のひとつでした。

この記事ではなぜ夜勤はやめた方がいいのか、私の経験から夜勤をおすすめしない3つの理由についてまとめています。

交代勤務をやめた方がいい3つの理由

交代勤務といえば真っ先に思い浮かぶのが生活習慣が乱れることですね。

全てはこの不規則な生活からくる弊害です。

睡眠障害

寝る時間が昼と夜を交互になりますから、決まった時間に睡眠をとることができません。

夜勤が終わって日が昇ってから寝ることになるので、外は明るく入眠してもすぐに目が覚めてしまっていました。

日中は人の動きの活発になりますから外もうるさくなります。

僕が一人暮らしをしていたときは隣に小さな畑があったので、トラクターのエンジン音が特に気になりました。

選挙の時期なんかは最悪でしたね。

ただでさえ昼間は眠れないのに、ウトウトしたところで起こされることは日常茶飯事です。

昼間の睡眠が短くなる一方で夜は眠れるのかといえばそれも違います。

昼間の睡眠が短くなるにつれて夜の睡眠時間も短くなっていきました。

2〜3時間寝ては目が覚めてというのを繰り返します。

睡眠が細切れになってしまうんですね。

しかも夜中の3時ごろに目が覚めでそのまま眠れないということもしばしば。

完全に睡眠障害で慢性的に眠く、寝てもすぐに目が覚めるという状態でした。

するとどうなうなるかというと

常に眠いので集中力はなくなり、常にボーッとした状態。

頭にモヤがかかったように集中できなくなり、仕事でのミスも多くなります。

夜勤明けに追突事故を起こしたこともありました。

肌はガサガサに荒れて、ニキビも大量にできました。

眠ることができないので頭痛になったり、ストレスからか頭皮がピリピリと針で刺したような痛みに襲われることもありました。

実際に夜勤は体への負担が大きく寿命が縮まるというデータもあります。

休みが潰れる

夜勤中に寝れないのも辛いんですけど、夜勤から昼間に切り替わる時がすごく大変なんです。

休みが週に2日間あったとすると夜勤明けで朝9時ごろに帰ってきたら、そこから休みがスタート。

帰ってきて寝てしまえば、休日はフルで活動できなくなってします。

休日を満喫したいと思えば、寝ずに徹夜状態で活動しなければいけません。

ただそれができたのも20代の前半まででした。

疲れが溜まって体力的に寝ないとキツすぎて何もする気が起きないんです、

でも寝ても前述の通り外は明るいしうるさいので寝られません。

スッキリしないままボーッとしたまま時間が過ぎていきます。

夜勤明けは結局何もしないまま過ごすことがほとんどになりました。

昼間寝てしまっているので、夜の睡眠は浅くなります。

夜中に目が覚めてそのまま次の日を迎えることになるのですが、明日の朝からはまた仕事です。

夜勤モードになっている体を昼間モードに切り替えなければいけません。

切り替えで夜眠れるようにする為に昼間は体のメンテナンスに使います。

運動したりサウナに行ったりと体を疲れさせて、とにかく夜眠れるようにしていました。

それでも眠れないので、ウイスキーやウォッカなどの強い酒を飲んだり、市販の睡眠導入剤を飲んで無理やり寝るというのが常態化していました。

かなり体に負担をかけていましたね。

逆に夜勤入りの日は夜勤に備えて昼間無理に寝ようします。

夜から仕事なので昼間活動することもありましたが、疲れるようなことはできないししたくないので、基本的にはじっとしてます。

結局、交代勤務に振り回されて休みの半分が取られてしまっていました。

習慣化できない

僕はよくライフハック系の本や自己啓発系の本を読むのですが、その中でよく取り上げられる項目の中に「習慣化」というのがあります。

「人は歯を磨くときと同じようにやる気が出なくても習慣にすることで行動に移すことができる」

だったり

「寝る前の3時間は食事を取らない方がいいので夕方7時には食事を済ませる」

など、習慣化することでたくさんいいことがあるというのが、本にはたくさん書いてあります。

生活が不規則なので、こういった習慣化をするのがとても難しいんです。

昼の生活が習慣化する前に夜の生活になってしまいますから定着しません。

リズムとしては確立しますが常に意識しないといけないので、せっかく無意識にできる習慣の力を使うことができません。

これはあまり世間では語られませんが、僕が夜勤のある仕事をやめた方がいいと思ったかなり大きな理由です。

夜勤の対価は月5万円

これまで夜勤をしない方がいい理由を語ってきましたが、それに対していくらもらっていたかといえば、僕の給料は夜勤をしていない人より毎月6万円ほど多かったようです。

このうち20%は税金と社会保険料になるので、実質5万円ほどです。

1年で60万円、私は12年夜勤をしたので720万円です。

なかなかまとまった金額ですね。

この金額をどうとらえるかはその人次第だと思います。

子供が生まれたばかりで共働きもできない状況などなら貴重な収入源になる人もいるでしょうが、私は独り身ですし今後は仮に貧乏でも夜勤のない仕事を選択します。

はっきり言って人生トータルで見た時、夜勤の期待値は低すぎると思います。

今は会社を辞めて朝起きて夜眠る生活になりました。

3週間ほどで睡眠は改善されて肌の調子も良くなり、周囲の人からも健康的になったと言われます。

同じ時間に起きて、食事ができて、寝られるだけでこんなにも幸福感がアップするんだと実感しています。

まとめ

夜勤をやめた方がいい理由は

  • 睡眠障害になり心身ともにボロボロになる
  • 夜勤に振り回されて休みが潰れる
  • 最大の武器「習慣化」を利用できない

夜勤を経験しておすすめしない僕のような人のことを「夜勤やめとけおじさん」というらしいですね。

もしやるにしても目的のために稼ぐ必要がある人が期間限定でやるのがいいと思います。

一生の仕事にするべきではないです。

今回の記事は以上です。

最後まで読んで頂きありがとうございます。


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