いつの間にやら9月が終わってしまい10月に入ってしまいましたが、毎月恒例の各種相場チェックと注目のニュースを振り返っていきたいと思います。
この記事を書いている私は、サラリーマンをしながら日本の個別株や米国ETFを中心に現在800万円ほど運用している兼業投資家です。
詳しくはプロフィールを見ていただければと思います。
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2021年9月 相場状況チェック
※記事の画像は10月2日時点です
日経平均は乱高下中

9月3日に菅総理が9月末に行われる総裁選に出馬しないことを表明しました。
突然の退陣表明を受けて日経平均株価は急上昇。
29日には総裁選が行われ岸田文雄氏、河野太郎氏、高市早苗市、野田聖子氏の4名が立候補し戦うことになりました。
結果は岸田氏と河野氏が決選投票に進み、岸田氏が勝利し27代自民党総裁となりました。
10月4日から第100代内閣総理大臣に岸田文雄氏が任命されることになりました。
岸田氏は現在一律20%の金融所得課税を引き上げる考えを示している為、市場は警戒し株価が急落しています。
S&P500も急落中

米国全体の株価を表す指数のS&P500は月初に最高値を更新しましたがそこから急落し、最高値から6%ほど下落しています。
今後のテーパリングや利上げを織り込んだものと思われます。
また、9月は株価が下落しやすいというアノマリーもあり、その通りの動きとなりました。
米国債利回りが上昇

中、長期の米国債利回りが大きく上昇しました。
これが株価や為替に大きく影響を与えているようです。
ドル円は急上昇

8月半ばからずっと小幅動きを続けていたドル円ですが、急上昇し一時は112円台に到達しました。
米国債の金利上昇の影響を受けてドルが買われたようです。
今後も金利の上昇が続けば円安が加速しそうです。
GOLDは急落

GOLDの価格は1ヶ月間ほぼ一方通行で下落方向に進んでいます。
米金利上昇、ドル買いに素直に反応した形ですね。
ビットコインは独特の動き

ビットコイン価格は9月中は安値近辺で揉み合っていたものの、10月1日に急上昇しました。
特に大きなニュースはなかったと思いますが、FRBのパウエル議長の発言が規制緩和を示唆するものと受け取られ、市場が反応したようです。
まとめ
これまでなんだかんだイケイケだった相場にテーパリングを懸念して調整局面になっているように感んじます。
各種相場の値動きは大きくなっていますがいずれも米国債金利が発生点に見えます。
GOLDは下がってきていますが、インフレの懸念もあるし今後も長期的に素直に下落していくのかは疑問に思っています。
株価はすでに下がってきているので、現金を少しづつ株式に変えていきたいなぁと思っています。
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