7月の相場も終了ですね。
毎月恒例の相場の状況チェックをしていきたいと思います。
※この記事は7月30日16:40時点の情報になります。
この記事では
- 7月の各種相場の状況
- 相場に影響を与えるようなビックニュース
- 私の相場感
についてまとめています。
この記事を書いている私は、サラリーマンをしながら日本の個別株や米国のETFを中心に現在800万円ほど運用している兼業投資家です。
詳しくはプロフィールを見ていただければと思います。
過去の実績をまとめたページはこちら
2021年7月 相場状況チェック
日経平均は下落気味

7月の日経平均は大きく下落しつつ反発を繰り返していました。
高値は切り下げているので、徐々に買い側の圧力が弱まっているように見えます。
じりじりと下がる相場が続くといつの間にか含み損が大きく膨れ上がるような感じで、急落する相場よりも気付いたら傷口が広がっていてヤバくなるような気がします。
S&P500はまたも高値更新

S&P500は今月も史上最高値を更新しました。
時折下落する局面があるもののしっかりと買い支えられていますね。
米国株の強さを実感します。
しかし今月はGoogleやFacebookなどの決算があり、今後の見立ては成長鈍化の可能性があるという弱気なものでした。
S&P500種指数の上昇を牽引してきた銘柄だけに少し心配ですね。
ドル円は横ばい

ドル円は大きな動きが無く横ばいです。
米国債利回りは下落

10年の米国債利回りは下落しています。
これは債権価格が上昇してるということですね。
FRBのテーパリングで株式価格が下落するのを警戒して債券が買われているということでしょうか?
GOLDは気になる動き

GOLDは先月の急落から徐々に値を戻しています。
FRBの金利が上昇すれば短期的にはGOLDの価格は下落すると思います。
債券価格が上昇しているのがテーパリングの警戒だとすれば、GOLDの価格も下がっていいような気がします。
不思議ですね。
債券とGOLDが別のフィールドから相手を睨み合っているような気がします。
仮想通貨急上昇!

7月の仮想通貨界隈はビットコインを中心に急上昇しました。
アマゾンの決済に使えるようになるという噂やイーロン・マスクが彼の所有する会社のスペースエックスもビットコインを所有しているという発言がきっかけだったようです。
※アマゾンはその後決済サービスについて否定したようです。
相変わらず言葉一つで上下する相場ですね。
しかし、これまで動きが小さかったことを見るとこの辺りが底だったということになってもおかしくないように思います。
下落中にちょこちょこ買い増していたのでこのまま上昇してくれると嬉しいです。
今月のビックニュース
東京オリンピック2020が開催
今月は去年コロナウイルスの感染拡大によって延期となった東京オリンピックが解されました。
しかし、未だにコロナ渦中ということで海外からの観客導入はなしでの開催となりました。
経済効果の損失は大きいですが、流石に今更相場は織り込んでいたような動きでした。
もし無事に通常通りの開催がされていればイケイケお祭り騒ぎのジャパンになっていたかもと思うと残念です。
まぁたらればを言っても仕方ないので、頑張っている選手たちを純粋に応援したいと思います。
中国が教育営利化を禁止
もうひとつ直近で出てきた大きなニュースです。
中国が営利目的とした教育に関する事業を全面禁止。資金調達もダメということです。
これにより中国企業の教育セクターは軒並み暴落。紙くず同然になってしまった株券も散見されます。
中国当局恐ろしいですね。
こんなことがあっては中国の個別株に投資するのは怖すぎるので、中国絵の投資は全世界株式インデックスファンドのなかにあるくらいで留めておいた方が良いと思いました。
まとめ
- 日経は下落気味
- S&P500は安定の高値更新
- ドル円は横ばい
- GOLDと債券に注目
- 仮想通貨暴騰
- オリンピック無観客開催
- 中国当局は恐ろしい
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