現在投資している資産の状況はどうなっているかな?
2020年7月の株式相場が終了したので、投資している資産の状況をチェックしていきたいと思います。
毎月の資産の変動や相場の状況を記録して、これから自分がどのように相場と向き合っていくのかをまとめています。
こちらが今までの記録をまとめたページになります。
この記事では
- 現在の相場の状況と私の相場感
- 投資している資産の推移状況
- 反省と今後の展望
などについて書いています。
2020年7月 投資 資産状況チェック
※2020年8月1日(土)時点
株式相場
まずは、今月の株式相場の状況を振り返ってみましょう。
6月の中旬から7月の末まで日経平均株価は、買われもせず売られもせず横ばいといった状態でしたが、7月の最終日に1日で630円近くの大幅な値下がりを見せて、7月を終えました。
コロナショックでの株価下落を防ぐために行われた買い支えや、定額給付金などの政策によるインフレを見越して高騰してきた株価ですが、実際にはコロナウイルスの影響によるダメージは大きく、企業の成績は低迷してしているようです。
企業の成績に対して高い株価がつけられているというのが、一般的な見方のようです。
それに加えて夏場は株価が下がりやすい傾向があります。
「夏枯れ相場」という言葉もあるくらいなので、売られやすい状態にあったのかもしれません。
円相場
円相場は長らく1ドル107円〜108円の間でしたが、一時104円台前半まで円高が進みました。
その後、すぐにまたドルが買われ106円手前まで戻ってきています。
7月のトピックス
7月のトピックスとしては、内閣府が7月30日に景気の拡大局面が18年10月をピークに終了し、景気後退局面に突入したと認定しました。
私は鉄鋼会社でサラリーマンをしていますが、この業種は材料系で景気敏感な業種に分類されます。
コロナウイルスの感染が拡大した3月時点では、製造量に変化は感じませんでしたが、今月は生産量が目に見えて少なくなり、雇用調整で無理やり会社を休まされる事も増えました。
ショッピングモールなどに買い物に行っても閉店したテナントもチラホラと見受けられるようになり、不景気に突入したことを実感した月でした。
もう一つ気になるニュースとして、国内でコロナウイルス感染拡大の第2波が訪れたという事があります。
東京都の7月の陽性者数の累計は6000人を突破し、入院者数も増加していることから、医療体制のパンクが心配されています。
しかし、政府は経済が縮小する懸念や財源確保の問題から、第1波の時のような営業停止などを呼び掛ける事ができないようです。
海外では、世界的な感染拡大が起こった3月の段階で迅速な対処をした事で死者を0人に抑えていたイスラエルが、規制緩和後に第2波で感染拡大してしまったというニュースがありました。
徐々に日常を取り戻しつつありましたが、まだまだコロナウイルスの被害の拡大には底が見えないようです。
これらの状況を踏まえて、私の資産の状態をみていきたいと思います。
日本株の状況
日本株は高配当株を中心に投資しています。
ネオモバイル証券
まずは単元未満で購入している株価から見ていきたいと思います。
投入している資金はこちら
投資元本は603,398円で含み損が-44,225円と4万円以上増えてしまい、先月から大きくマイナスになっています。
保有している銘柄と株数、平均購入価格はこちら
今月は買い増しは控え目だったように感じています。
今後も単元未満株の購入は、銘柄を吟味して資金投入は控え目にしようと考えています。
少額から投資を始めるならネオモバイル証券がおすすめです。
ネオモバイル証券は通常100株からしか買えない株が1株単位で購入できるので、少額でもしっかり分散投資ができます。
こちらの記事に詳しく載っているので、興味があれば読んで頂ければと思います。
≫10万円から分散投資!【SBIネオモバイル証券】で投資開始
単元株
次に楽天証券で購入している単元株です。
売買した銘柄はなく、先月と同じラインナップになっています。
投資元本910,022円で含み損は-156,002円となり、先月の-61,662円から大幅に増えてしまいました。
やはり、一番大きな含み損を出しているのはこれまで同様にニコンですね。
先月からさらに含み損が大きくなっています。
カメラやプリンターを展開している電子機器の業界は、全体的に業績が奮わず厳しい状態だと聞いています。
もともと市場が縮小していたところに、コロナショックが追い討ちをかけたといった感じでしょうか。
ニコン以外にもキャノンは33年ぶりの減配、コミカミノルタもコロナ前の株価から下落し続けて戻ってこず▲55%となっています。
日経平均がコロナ以前と比較すると▲10%なので、市場平均を大きく下回っているのがみて取れます。
電子機器以外で、私が保有している銘柄で注目したいのがJTです。
JTのチャートはこちら
2016年をピークに株価は値下がりを続け、私が購入してからもジリジリと下がり続けています。
現在の株価1812円で、配当利回りは8.5%と驚異的な数値になっています。
売却する予定はありませんが、このまま株価が下がり続け1200円程度になることや、減配については覚悟しておく必要がありそうです。
日本株全体のセクター割合(業種)
保有している株の時価総額の割合を業種別にグラフにしました。
先月とあまり変わりありませんが、サービスや不動産、卸売の割合が少し増えています。
今月も引き続きこれらの業種を買い増していこうと考えています。
米国株の状態
続いてアメリカへの投資です。
投資信託はこのようになっています。
投資元本は411,000円で1万3000円ほどの含み益が出ています。
一般講座の方では、コロナショック以前から持っていたバランス型のファンドは含み損になっていますが、先月よりも7000円ほど回復しています。
今月からもう一つS&P500連動のファンド(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500))を購入し始めましたが、来月からは全世界株式ファンド(楽天VT)に変えることにしました。
理由としては、長期でのトータルリターンは米国株に劣ってしまうかもしれません。
しかし、私は世界一周をしたいと考えています。
楽天VTは全世界のほとんどの上場起業(約8000社)の株を購入しているファンドなので、これを購入することで世界と繋がっている感覚を持てると思ったからです。
旅先で、各国の有名企業を見た時に、自分がこの企業にも出資していると思うと少し旅が楽しくなりそうです。^^
米国ETF
米国ETFはこのようになっています。
ETFも米国株で高配当株をメインに投資していますが、こちらはコア資産SPYDが未だに低迷状態で、投資元本は849,403円で含み損が-12,797円となっています。
市場平均であるS&P500よりもだいぶ悪い成績になっていて、日本の株と同様に米国も高配当株投資の現状は厳しい様子です。
しかし、ETFはこれまで同様に米国株の高配当ETFを中心に買い増していきたいと思っています。
株価はいつ戻って来るかわかりませんが、戻ってくるとすれば今はまだ安い状態で変えることになるので、予算配分を考えながら定期的に資金を投入したいと思います。
2020年7月の配当、分配金
7月は、連続増配銘柄で構成されたETFのVIGから入金がありました。
6月に集中的に振り込まれていたので、少し寂しく感じますね。^^;
これで、ブログを開始してからの配当、分配金の合計は 6053円 45.44ドル となりました。
今後の展望
今月も6月に引き続き、方向定まらず株価ヨコヨコかと思いきや、最終日に大きく下落しました。
この後の株価はどう動くか考えてみると
- このまま更に下落して業績と株価をすり合わせに行く
- 量的緩和政策に乗れなかった人などが、この下落に買い向かい反発して高騰
- 何事もなかったかのようにヨコヨコ
といった感じでしょうか。
私個人の予想では、ここから8月の間はジリジリと株価が下げていくのではないかなぁと思っています。
この下落に対して慌てて買い向かうような事はせずに、これまで通りゆっくりとしたペースで買い増していきたいと思います。
もっと株価が下がったり、円高に向かうようであれば、相場に合わせて米国株の購入ペースを上げる事もなどを検討していきたいと思います。
まとめ
- 株価はヨコヨコから大きく下落
- 全体的に企業成績がよくない
- 含み損が大きく増えている
- 引き続き様子見
今月の相場で感じたこととして、月末に株価が大きく下落して一瞬驚きましたが、思ったよりも感情が動かなかったと感じました。
コロナショックの時の値動きを経験したおかげかもしれません。
とりあえず、今後焦って感情に任せて株を売却する事はなさそうかなぁと思っています。
もう一つ、今月はボーナス月だったので、調子に乗って買いすぎてしまうのではないかと心配していましたが、思ったほど資金投入をしなかったのはよかったかなと思っています。
理由は世界一周に向けた準備など、株以外でたくさん買い物をしてしまったので、株に入金できなかっただけなんですけど。^^;
冒頭にも買いた通り、不景気になっていることを実感した月だったので、普段の生活で無駄遣いをしないようにして、しっかりと資金作りをしていきたいと思います。
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