
世界一周で泊まる宿を選んだらいいのかなぁ。。。
世界一周の旅では、毎日ホテルやゲストハウスを借りて寝泊りすることになります。
その日の夜を過ごす宿をみつけるのは旅人が最初に考えなければいけないことの一つです。
予算や立地などの条件は施設によってさまざまですが、どんなことを基準に宿を選んだら良いのでしょうか?
この記事では、バックパッカーが宿を選ぶ時に気にするべきポイントと宿に尋ねる時のフレーズをまとめています。
内容を知っておくことで変な宿に引っかかることがなくなり、快適な旅を送れるようになります。
世界一周を旅するバックパッカーが宿を選ぶ基準
宿を選ぶ時の基準
値段はいくらか?

まず最初に気にするところは一泊あたりいくらになるのかということです。
ゲストハウスで最も安いと300円程度から、普通のホテルで5000円以上と幅広いです。
人それぞれ旅の予算は違うので、それに合わせて決めたらいいと思いますが、長旅になることを考えると一日当たりの出費はできるだけ抑えておきたいところ。
訪れた国の物価や立地、施設の充実度によっても値段は変わってきます。
自分にとって必要な設備などと値段を照らし合わせて、最適な宿を選びましょう。
施設の充実度をみる

- ドミトリーなのか個室なのか
ドミトリーと言われる、複数人が同じ部屋で寝泊りするスタイルなのか、1人ひとり個室になっているのかを選択しましょう。
値段はドミトリーの方が個室よりも高くなります。
ドミトリーでも各ベットをカーテンで仕切っていたりする宿もあるので、どんな感じなのか見せてもらいましょう。
自分がどれくらいプライバシーが保護されなくても受け入れられるのかを認識しておきたいところです。
- Wi-fiが使えるか
海外で旅をする人にとってWi-fiはとても需要です。
観光地や交通手段、治安などの現地の情報を知るために必須と言えます。
Wi-fiについて確認することは
- そもそもWi-fiを備えているか?
- Wi-fiは無料か有料(いくら)か?
- Wi-fiの強さはどうか?
ということについて確認しておきましょう。
- クーラーの状況
気温の高い地域ではクーラーが有料の場合があったり、そもそも備え付けていない場合があります。
また、ついていても効きが悪く暑くて寝られないといったこともあるので、部屋を見せてもらうときに確認した方が良いです。
- シャワーの水圧は強いか、お湯が出るか
海外のゲストハウスではシャワーの水圧が極端に低く、チョロチョロとしか出なかったり、お湯が出なかったりすることがあります。
直接見せてもらうことは難しいかもしれませんが、予約サイトの口コミなどを見て確認しましょう。
- 洗濯機、キッチンなどが使えるか
欲しい設備を備えているか確認しましょう。
物価の高い国では、節約の為に外食をせずに食材を買ってきて、自炊することもあります。
そういった場合キッチンついているか、もしくは使える状態にあるのかを確認しましょう。
また、洗濯機が使えるところもあるので、洗濯をしたい場合は確認してみましょう。(風呂場や洗面台で洗う人も多いです。)
立地を見る

宿を選ぶ上で立地もとても重要です。
立地として見るべきポイントは
- 観光地までの距離
- 交通機関までの距離
- 近くで食事が手に入るか
- 治安の悪い場所ではないか
ということです。
例えば
食事が近くで手に入るかどうかで言えば、東南アジアで屋台が出店するとか、ヨーロッパであれば買い出しに行けるスーパーが近くにあるなどです。
ゲストハウスに泊まっている人たちで少しずつお金を出し合って、まとめて調理してくれたりするとこともあります。
観光地までの移動費との兼ね合いもしっかり意識しましょう。
泊まる場所が安くても、交通に費用は時間がかかってしまうということも少なくありません。
それぞれ、訪問してる場所の目的や状況に応じて選ぶ必要があります。
清潔感はあるか

日本と比べて海外は清潔でない場所が多いです。
人によっては不衛生な状態で寝泊りするのはかなりのストレスになるかもしれません。
- 南京虫にがいないか確認
特に気にしたい部分が、部屋に南京虫がいないかどうかです。
一度刺されてしまうとメチャメチャかゆくなり、その後の旅にも悪影響を及ぼしてしまいます。
南京虫は目で見える大きさなので、必ず部屋を見て確認するようにしましょう。
南京虫については≫【旅人の天敵】南京虫(トコジラミ)についての対処法【害虫対策】にまとめてあります。
- 水回りを確認
もう一つはトイレを代表とする水回りです。
水洗トイレでなかったり、水洗でも水をバケツにくんできて流さなければいけなかったりすることがあります。
自炊が必要な場合もキッチンが衛生的で、使用できる状態かどうかを見ておく必要があります。
同時にシャワールームなども自分が受け入れらる衛生環境であるかどうか知っておきたいところです。
スタッフの対応

スタッフが信頼できそうかどうかはしっかり見極めましょう。
宿には荷物を預けて観光したり、当たり前ですが夜はそこで寝ることになります。
そんな時に自分が窃盗にあったりしないように怪しいことをしそうにないか見ておく必要があります。
もちろん私物は自分でしっかり管理することが大切だし、はじめから疑ってかかることも良いことではないので、あくまでそういうリスクもあるということを頭に入れておきましょう。
泊まる前に宿をリサーチしておく

その日泊まる宿を歩いて探し回るのは旅のだいご味の一つではありますが、快適な旅をする為には、できれば泊まる宿の情報はあらかじめ集めておいた方が無難です。
- サイトの口コミを見る
まずは宿の予約サイトに書いてある口コミを見てみましょう。
あまりひどければ選択肢から外すことができます。
宿の予約サイトについては≫【激安】世界一周で泊まる場所を安価に探す方法 まとめ【宿探し】にまとめてあります。
- 宿の人に言って見せてもらう
泊まる前に宿の人に部屋を見せてもらえるかどうか聞いてみましょう。
ゲストハウスの雰囲気や衛生状態を確認することができます。
あまり詳しく探ると宿側から嫌がられるので注意しましょう。
- 旅人、現地の人に教えてもらう
現地に住んでいる人や、出会った旅人との情報交換も生の声が聴けるので効果的です。
その他、おいしい店や交通情報なども手に入るかもしれなので、積極的に交流していきましょう。
宿選びで使える英語のフレーズ
今回の宿選びで使える英語のフレーズをまとめおきます。
一泊いくらですか?
How much for one night.
(ハウマッチ フォ ワンナイト)
部屋を見せてもらえますか?
Can I see your room
(キャナイ スィ ユァ ルーム?)
Wi-fiは無料でつかえますか?
Can I use Wi-fi for free?
(キャナイ ユーズ ワイファイ フォー フリー)
Wi-fiの部分を他の言葉に変えて使うことができて便利です。
- クーラー
an air conditioner
(アン エア コンディショナー) - 洗濯機
a washing machine
(ア ウォッシング マシーン) - キッチン
a kitchen
(ア キチン)
まとめ
宿を選ぶ時のポイントは
- 値段、設備、立地、清潔さ、スタッフの対応を見て決める
- 部屋を見せてもらえるか聞いてみる
- できれば事前にリサーチしておく
- 目的に合わせて選ぶ
- 自分が受け入れられるのはどれくらいか知る
毎日場所を選べるのは旅人の特権ですね。
より良い宿をみつけられるのは、旅人の最たるスキルと言っても過言ではないかもしれません。
良い宿をみつけ、良い旅ができるようになりたいものですね。
旅で夜を明かす方法は宿に泊まるだけではありません。
色いな方法があるので、こちらの記事も合わせてお読みください。
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