世界一周中にできるだけ安い値段で泊まる場所を探すにはどうすればいいんだろう?
世界一周の旅で最も大きい支出のひとつである
『宿泊費』
限られた予算の中で長期間の旅をすることになるので、抑えられる出費はできるだけ抑えたいですよね。
実は世界を動き回る旅人には安く寝泊りするための鉄板の宿探しの方法があるんです!
この記事では、そんな『旅の中でできるだけ安く泊まる場所を探す方法』についてまとめています。
知っておけば旅の費用をグッと抑えられる内容になっています。
世界一周で泊まる場所を安価に探す方法
ホテル・ゲストハウスを探すなら
まずは旅の王道として、ホテルやゲストハウスを安く見つける方法を見ていきましょう。
Booking.com(ブッキングドットコム)
Booking.comはとりあえずまずはココを見てみようという予約サイトです。
宿泊施設を専門に取り扱う世界最大手の予約サイトで、全世界228か国から約100万件もの施設を取り扱っています。
複数人の相部屋で泊まるドミトリー形式の部屋から、5つ星の高級ホテルまで幅広く掲載されているので、旅行者のあらゆるニーズに答えることができています。
さらにBooking.comはキャンセルの手数料が直前まで無料になることが多いという特徴もあります。
旅をしていると急に予定変更しなければいけないこともありあすから、これはとてもありがたいですね。
宿泊費を払う決済では、クレジットカードの情報を入力してカード払いをするか、宿泊した後に現金で後払いすることもできます。
海外のホテル予約サイトでは、クレジットカード決済しかできないものがほとんどなので、現金払いが選択できるのもBooking.comの強みになります。
お得な会員特典
Booking.comには利用するとお得になる、Genius(ジーニアス)ロイヤルティプログラムという会員システムがあるのも魅力のひとつです。
2年以内に2回提携店を利用することで『レベル1のGenius会員』となり2つの特典をもらえます。
更に2年以内に5回、提携店を利用すると『レベル2のGenius会員』となり、さらなる特典もゲットできます。
Booking.comカードでさらにお得
更に、三井住友カードが発行していて、年会費無料で使えるクレジットカードの『Booking.comカード』で予約することにより、5%ポイント還元されます。
もともとVISA加盟店で利用することで1%のキャッシュバックがあるので、合計6%という高還元率になります。
それに加えて『Booking.comカード』は保有しただけでGenius会員になることができます。
世界一周中では何度もBooking.comを利用することになるので、自然とレベル2のGenius会員になってしまうのであまり関係ないですけどね^^;
というわけでBooking.comは
- 網羅的に最も安い宿をみつけられる
- 旅人ならすぐにGenius会員に慣れる
- Booking.comカードで予約すると6%の高還元
- 現地で現金払いもできる
とメリット多数なので、一番初めにおさえておきたいサイトです。
agoda(アゴダ)
agodaは圧倒的にアジア圏に強いサイトです。
Booking.comと同じグループの会社なので、ほとんどの場合はBooking.comだけで事足りますが、ラオスやベトナムなどの田舎の地域では、ゲストハウスなどの記載がされていないことがあります。
そんな時にagodaで検索をすると出てくることがあるので、アジアを旅するなら必要なサイトです。
値段に関しても、Booking.comと同じホテルが掲載されている場合、2~3%安い場合があるので、Booking.comでホテルをみつけたら一度比較してみた方が良いです。
しかし、agodaには利用する時に注意しなければいけないことあります。
1つ目は返金不可のプランやキャンセル料がかかる場合があるということです。
割引のプランとして返金不可を理由に安価にしている場合があるので、予定変更の可能性があるときには注意しなけいけません。
また、他のホテル予約サイトではキャンセル料が掛からないような期間でも、予約直後からキャンセル料が発生する場合があるので、よく確認する必要がありあます。
2つ目は支払いがクレジットカードで決済した時に、予約した直後に支払う設定にした場合と、後日支払う設定にした場合とでは、為替の変動によって値段が変わるので頭に入れておきましょう。
3つ目は、はじめに表示されている価格に手数料や消費税が含まれていないことです。
購入手順を進めていくと、最終的な値段は初めに表示された価格よりも高くなるので、比較する場合は、最終的な値段で行うようにしましょう。
というわけでagodaは
- アジア圏に強い
- Booking.comとの比較に使う
- 返金不可やキャンセル料に注意
- 表示価格に注意
以上のことからagodaは安価だが予定変更などに柔軟に対応しにくいといった特徴があります。
Hostel world(ホステルワールド)
Hostel worldはホステルやゲストハウスなど、安価な宿泊先を得意としているサイトです。
17か国以上の宿泊先を取り扱っていますが、本社がアイルランドにあるため、主にヨーロッパの掲載が充実しています。
ヨーロッパを旅する場合は押さえておきたいサイトになります。
Hostel worldもBooking.comの比較対象として利用しましょう。
キャンセル料に関しては7日前までは無料と大変わかりやすいです。
しかし、Hostel worldを利用する時にも注意点があります。
1つ目は、料金の支払いについてです。
予約時にクレジットカードで全体の料金12パーセントをHostel world側に預かり金(デポジット)として支払い、チェックイン時に残りを支払うというシステムになっています。
ちなみに初めに払った12%の預り金はキャンセルすると没収されてしまいます。
キャンセルする可能性がある時は、保険金として1米ドル払っておくと預り金が戻ってくるようになります。
※保険金として払った1米ドルは戻ってきません。
2つ目は窓口が海外なので、なにかトラブルがあった時に英語で対応しなければいけないということです。
通常予約するには日本語でできるので大丈夫ですが、サポートに連絡する時は英語が必要ということは覚えておきましょう。
というわけでHostel worldは
- ゲストハウスなどの安宿に特化
- Booking.comに使う
- ヨーロッパに強い
- キャンセル時に預かり金が没収される可能性がある
- サポート利用時は英語が必要
Expedia(エクスペディア)
Expediaは航空券とホテルを同時に予約した場合に安くなることがあります。
主に掲載れている宿泊場所は安価なゲストハウスなどではなく、一般的な旅行で泊まるようなホテルになります。
フライト時間が長く移動で体が疲れて、しっかりと休息したい時に活躍するので、押さえておきたいサイトのひとつです。
というわけでExpediaは
- 航空券とホテルをセットで予約する時にお得
- 扱っている宿泊先は主にホテル
- しっかり休息したい時につかう
宿泊予約サイト利用時の注意点
宿泊予約サイトを利用時に、料金の決済やキャンセル料についてのトラブルが散見されます。
例を上げると
- キャンセルできなかった
- 2重に料金を徴収された
- サポートと連絡が取れない
などです。
これらのトラブルは特定の旅行サイトに限られたものではなく、どこの旅行サイトでも見受けられます。
毎日何万件という宿泊がある内のごく稀な口コミではありますが、高級なホテルを予約する場合は信頼できる日本の代理店を活用することも検討した方が良いかもしれません。
こういったトラブルがある事が事前に認識しておきましょう。
民泊を探すなら
ホテルやゲストハウス以外にも、民泊を活用することでより安価で旅をすることができます。
Couchsurfing(カウチサーフィン)
Couchsurfingは旅人(ゲスト)と無料で宿泊地を提供してもいいという人(ホスト)をつなげてくれるコミュニティサービスです。
提供してくれるホストには、旅人であるゲストに対してかなり好意的で、親切にしてくれる人がとても多いです。
現地を案内してくれたり、料理をふるまってくれたりと、非常に良くしてもらえるので、旅人に人気の高いサービスです。
ホストとゲストはとても仲良くなれるので、かけがえのない出会いをみつけることができるかも知れません。
注意点として、女性バックパッカーに対して下心を持って接してくる現地人男性が少なからずいるようです。
男性も狙われる可能性が十分あります。
安さに気を取られて傷を負わないように気をつけましょう。
というわけでCouchsurfingは
- 現地の人の家に無料で宿泊できる
- いろいろ良くしてもらえることがある
- 現地の人と仲良くなれる
- 夜は気を付ける
旅人にとってはこれ以上ないとても魅力的なサービスです。
世界一周でぜひ一度は活用したいですね。
Airbnb(エアービアンドビー)
Airbnbも民泊をみつけることができるサービスですが、こちらはキチンと料金を支払って泊まることになります。
値段的には場所にもよりますが1500円~5000円程度と、ゲストハウスなどの方が安価になります。
しかし、数人で1部屋を借りることも出来るので複数人で泊まる場合は圧倒的にお得になります。
普通に現地人が生活しているアパートの一室などを借りるので、現地の生活をそのまま体験することができます。
条件はホストが同居する場合や、自分たちだけで部屋を使う場合、他の旅行者と相部屋など、条件はさまざまです。
カギの受け渡し方法にルールがあったり、現地で泊まる部屋を見つけ出すのが大変だったりといった面もあります。
ホストはビジネスとして運営しているので、仲良くなれるかどうか定かではありません。
というわけでAirbnbは
- 料金を払うタイプの民泊
- 現地の生活を体験できる
- 複数人で利用するとお得
- 条件はさまざま
- ビジネスとして運営している
workaway(ワークアウェイ)
workawayは簡単な仕事をする代わりに、泊まる場所と食事を提供してくれる人をみつけるコミュニティサービスです。
仕事の内容は農業の手伝いだったり、ペットの面倒を見たり、家事をしたりとさまざまです。
現地の人と交流しながら、そこでの実際の生活を体験できて無料て泊まれて食事つきというメリットがあります。
簡単な仕事といても、ホストは労働力を求めてこのサービスを利用しているので、普通に8時間とか働く可能性もあります。
カウチサーフィンのような感覚で行くと大変な思いをするかもしれないので注意しましょう。
というわけでworkawayは
- 労働の代わりに宿泊と食事を提供してくれる
- 労働の種類は様々
- 簡単だが過酷な労働もある
民泊利用時の注意点
民泊は安価に泊まれて、現地の生活を体験できるというメリットがありますが、注意点もいくつかあります。
- 英語力がある程度必要
- 民泊ならではのトラブル
民泊ではホストと直接やり取りする為、ある程度の英語力が必要になります。
英語ができないとうまく意思疎通ができず、トラブルのもとになってしまうかもしれません。
しっかり管理られたホテルとは違い、チェックインや部屋の物損などでトラブルになることもあります。
あまり神経質になりすぎて、せっかくのサービスを利用しなくなってしまうのはよくありませんが、こういったリスクがあることも意識しておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
以上が世界一周で泊まる場所を安価に探す方法でしたが、それぞれにメリットや特徴があります。
実際にこれらのサービスを利用して旅をしてみると、日本で旅行代理店を通して取った宿の価格の差に驚くと思います。
予算や目的、状況に応じて上手にサービスを利用してかしこく旅をしていきたいですね。
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