海外でやったらマズいジェスチャーってある?
日本では当たり前に行ってるジェスチャーが、他の国では相手を侮辱していることになってしまうことがあります。
知らなかったとはいえ、相手を不用意に怒らせてトラブルに巻き込まれはイヤですよね^;
この記事では、日本人が何かの拍子にとっさにやってしまいそうな、他の国ではマズイことになるジェスチャーとその地域についてまとめています。
「郷に入りては郷に従え」
あらかじめ他の国のタブーをおさえて無用なトラブルを回避しましょう。
やっちゃダメ!世界のタブーなジェスチャー
手招き
やってはいけない地域:アメリカ、ヨーロッパ
日本で人を呼ぶ時に、手のひらを下に向けてひらひらと仰ぐようにする手招きは、地域によっては反対にシッシッと「相手を追い払う」という意味にとられてしまいます。
人を呼ぶ時には指先を上に、手のひらを自分の方に向けて合図しましょう。
親指を立てる(サムズアップ)
やってはいけない地域:中東、アフリカ、ヨーロッパ
いいね!でおなじみのポーズです。
日本やアメリカでは「GOOD」などの良い意味で使われますが、中東、アフリカ、ヨーロッパなどの一部地域では、性的な侮辱のサインとして受け取られます。
特に性的な表現に厳しい中東では絶対に使わないようにしましょう。
ピースサイン
使ってはいけない地域:イギリス、ギリシャなどヨーロッパの一部
日本では写真を撮る時などに良く使用するピースサインです。
イギリスでは、手のひらを相手側に向けたピースサイン『表ピース』は勝利を意味しますが、手の甲を相手側に向けたピースサイン『裏ピース』は性的侮辱を意味します。
ギリシャでは、『表ピース』も犯罪者に二本指で物を投げつけた習慣から侮辱を意味します。
ヨーロッパで写真を撮る時はピースサインは控えた方がいいかもしれません。
OKサイン
使ってはいけない地域:ヨーロッパ、オーストラリア、トルコ、ブラジル、南アフリカ
日本では「オッケー」という意味でなじみ深いこのサインですが、フランスでは「無能」ブラジルでは「自分は危ない人間だ」ということの表現し、脅しの際に使われます。
その他にも幅広い国や地域で、性的な意味を表します。
使うとNGな地域が多いので、海外では使用を控えた方が良いでしょう。
小指を立てる
使ってはいけない地域:中国、東南アジア
日本では「女性」を意味するジェスチャーですが、中国では「無能」インドネシアなどでは「最低」などを意味します。
アジア圏では使用を控えた方が良さそうです。
せっかく外国で仲良くなった友人に「お前のコレか?」なんてやって怒らせてしまうかもしれません。
まとめ
この記事では、日本人がとっさにやってしまいそうでかつ、幅広い地域でタブーとされるジェスチャーについて厳選しました。
しかしこの記事で取り上げた内容以外にも
- ドイツでは手を上げてはいけない
- タイでは子供の頭をなでてはいけない
- フランスではガッツポーズはダメ
など各国でNGとされているジェスチャーや行動は山ほどあります。
それらはその国の文化や歴史と密接に関わっているので、しっかりと調べてから訪問することで、その国で失礼な行為をしてしまうのを防ぐだけなく、よりその国についての理解が深まり旅行も楽しくなると思います。
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